【新型コロナウィルス】研究者の在宅ワーク事情③子どもが家にいるときの仕事時間の確保のしかた
こんにちは。新型コロナウィルスによる影響で在宅ワークしているママ研究者のえいこです。
緊急事態宣言が出て、保育園に子どもを預けないようにしてから1週間が過ぎました。
正直に言います。
子どもがいて在宅ワークとか無理。
子どもがいると仕事できる時間なんて、お昼寝の時間くらい。お昼寝をしなくなった年中・年長さんを持つ親御さんはほぼ仕事はできません。
研究者が在宅でできることを書いていたりするのですが、子どもがいるとそんなことはできません。
でも「研究が止まることへの不安」で書いた通り、研究の手を止めるわけにはいかないのです。
できない、やれないをどう克服するのか。
今回はどのように仕事の時間を作っているのか、まとめておきたいと思います。
この記事で書くこと
・朝、早起きして仕事の時間に回す
・日中、身体を動かして遊ばせてお昼寝をさせる
・結論
朝、早起きして仕事の時間に回す
今までは朝早起きして、自分の勉強の時間に回していました。
フルタイムで時間が確保できないときの勉強時間の作り方をまとめています↓
この時間の半分くらいを、仕事の時間に回すようにしています。
朝4時に起きて1時間は自分のR言語の勉強に。1時間半は仕事をするようにしました。(正直、朝取れる時間はまちまちなので朝は自分の勉強を優先的にするようにしています)
朝の時間で、成果報告用の資料を作ったり、朝の頭がすっきりしているときに論文を読んだりしています。
でも、研究者って早起きが苦手な人が多かったりするのでいきなり3時・4時に起きて仕事をするという生活をしても身体を壊してしまうと思います。
(私は早起きして自分の時間を確保する習慣がつくまでには3ヶ月かかりました)
日中、身体を動かして遊ばせてお昼寝をさせる
幸い、うちの子どもたちは保育園ではちゃんと昼寝習慣がついていてくれています。(保育園に行っていない子はお昼寝する習慣が3歳くらいには無くなってしまうと聞いています)
普通の土日とかだと、遊びすぎちゃってお昼寝ができなくて夕方ぐずぐず...とかも結構あったのですが、これが毎日だとまずいな...ということで、できる限り保育園のリズムに合わせるように生活するようにしています。
うちで頑張って保とうとしているリズムはこちら↓
朝ちゃんと起きる→朝ご飯を食べる→身体を動かす→外で遊ぶ→お昼ご飯を食べる→絵本を読む→お昼寝する→おやつを食べる→外で遊ぶ→部屋遊び→夕飯を食べる→お風呂に入る→寝る
これを見てわかる通り、日中に仕事ができるのは子どもたちがお昼寝しているときだけ。
お昼寝の間は2時間くらいまとまった時間が取れます。
いかにスムーズにお昼寝をさせるかが重要なポイントになってきます。
そのためには、「身体を動かす・外で遊ぶ」ことが一番大事です。(雨の日の絶望と言ったら...)
外で遊ぶのは近くの公園に行くのが一番良いのですが、みんな考えることが一緒なので意外と公園に人がたくさんいるんです。(3密の一つの密集になってしまいます)
公園にはひとが少ない時に行って遊んで、それ以外は家の前で自転車の練習をしたり、チョークでお絵描きして遊んだりしています。
「身体を動かす」のに一番良いのは、保育園でやっている体操の曲を家で流すと、すごくノリノリで体操してくれます。
私も子どもに教わりながら、運動不足を体操で補っています。(なかなか良いですよ)
ちなみに雨の日は、家で手先を使う粘土や塗り絵・お絵描き・パズルなどをして遊んでいます。でもどうしても運動不足になるので、大好きなミュージカルを見ながら踊ったりして身体を(一応)動かしています。
結論:子どもが起きている時間に仕事は不可能!
朝早く起きる・昼寝をさせる、に共通するのは子どもが起きている時間に仕事するのは無理だということ。
一週間いろいろ模索しながら仕事をしていたのですが、子どもが起きているときに仕事をすると、見るからに子どもが不機嫌になります。
最終的には「お母さん、お仕事しないで、遊ぶよ!」と怒られてしまったことも...
できるだけ子どもが起きている時間は一緒に遊んで、寝ているときに仕事をするのが一番。
でも、朝2時間・昼2時間の合計4時間しか実働できないのが悩みどころ。
子どもがいるのでパフォーマンスは落ちるということを上司(私の場合はPI)の耳に入れておくことをおすすめします。
↑みたいなことを言うと私の夫は「正直すぎるのも玉にキズ」と言ってきます...私は基本的に嘘をつけないのでなんでも言ってしまうのですが...(この後の文脈は察してください)
仕事ができない日は、有給を使って休むことにしています。
今は細胞も閉じているし、マウスは何とか細々と維持だけしている状況なので...
でも、この状況がいつまで続くかわからないのに有給使うのって不安。
次回は、福利厚生がしっかりしていない研究者の苦しい現状をまとめようと思います。
それでは、また!