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雪月花心に残るお言葉の数々
雨上がりの朝
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「祝福」 谷郁雄
百年前
あなたはいなかった
百年後
あなたはもういない
木が葉っぱを
茂らせたり
散らせたり
するのと同じように
あなたは
嘘をついたり
恋をしたり
いろいろと忙しい
幸せとは
ただそこにいること
よろこびで
顔をしわくちゃにして
「来世」 谷郁雄
もしも
生まれ変れるなら
もう一度
ぼくになる
君が
ぼくの目の前を
通り過ぎたとき
それが
君だと
思い出せるように
掲載日 2008/8/10
私は時間があるといつも考えています。
「エレガンスとは何?」
「エレガンスとは、どういう状態のこと?」
辞書による定義では、「内面からにじみ出る美しさ」
「洗練された」「上品さ」などが主にあげられます。
状態・行動としては、「その人の心が純粋に向かいた
いところへ向かっている状態
「感情が自然に安定している」「柔らかさ」「優しさ」
「透明感」「さわやか」「穏やかな」「調和がとれてい
る」「バランスがとれている」「丁寧」「/繊細」など
エレガンスの語源は、ラテン語の“eligere”「注意深く丁
寧に選ぶ」という言葉からきています。
私は、この語源に自分なりの解釈を加え、「エレガンスと
は“丁寧に個々にあったものを選ぶ”審美眼をもった状態」
と考えています。
それは、まさに他と競争・比較をしない見返りのない美し
さです。
同時に時代に翻弄されることのない揺るぎない強さもあり
ます。地に足をしっかりとつけた大地に佇む大木のような
強さです。「パワフルでエレガンス」これからの時代に提
案したい新エレガンスです
日本語で言いますと優美、上品
生きていく我に春愁ありにけり 優嵐
深刻な物思いではありません。生きていくことのなんとも
いえない哀しさとでもいえばいいのでしょうか。
光があふれ、日差しは明るく、花は咲き、鳥は歌それであ
りながら、いやそれだからこそ、ある瞬間に心をとらえる
この物憂さは何なのでしょうか。
憂いや悲しみは、必ずしも何か理由があるから沸き起こる
ものではない、ということです。
なんともいいようのないこうした感情を、敏感にすくいと
って季語にしている日本人の感性を素敵だなと思います。
この憂い、哀しみはどこからくるのでしょうか。どうも人
生そのものの、人が人としてある心の深淵からふわりと立
ち上ってくる哀しみだという気がします。
滲み出してくる憂いかもしれません。漢の武帝の「秋風辞」
にある「歓楽極まりて哀情多し」という感じです。
『あなたが死にたいほどに辛く生きた今日は昨日死んだ人
があれほど生きたいと願った今日』このお言葉は『優嵐』
さんのお言葉でした。
十三時間の手術前の夜は私は十分幸せだったので手術をしな
いでこのまま死なせてと家族を困らせました。その夜は死に
たいくらい辛い夜でした。今ご病気の方にエールを送ります
医学は進歩いたしました。あきらめないでがんばりましょう
優嵐さんのお言葉を胸に私も幾つもの山をこえさせて頂き
ました。
素敵な言葉は生きる力をくださいます。
老化による嗅覚(きゅうかく)の衰えは、本人も周囲も気
づきにくいから厄介だ。鼻からの刺激が減ると、老化がま
た進む。中村さんは「素人考え」として、においの刺激を
繰り返し与えることで老化に対抗できないか、と提案して
いる。
風邪をひくと食事がまずいのは、舌ではなく鼻の粘膜がや
られるためだという。かぐ力が弱まれば、料理の風味ばか
りか人生のアルバムまでが色あせかねない。鼻の値打ちは
高さにあらず。色んなにおいを通過させ、内側の元気を保
ちたい
■加齢により時の経過は益々速くなる。研究によると、60
歳の人は、20歳の人が感じる1年を4ヶ月にしか感じないと
いう。つまり60歳に
なれば、24節気は5日毎にやってくる。「平均寿命まであと
何年」などと気楽に構えていると、「その時」は加速しなが
ら走り寄ってくる。来年の今日、自分がこの世にいるかは誰
もわからない、、。
天声人語
「80歳現役」めざす生活術 多湖輝氏
夢や楽しみを優先 自分を解き放て夢の膨らませ方
5年後の自分を描く周囲に流されない心の衰えは、ウツ、痴
呆症だけではなく、体内の免疫活性を落として、様々な病気
を呼び込むから要注意だ。
中高年の年齢は、体力ではなく夢の重さで量られるべきだ、
という。実際、どれだけ夢を持っているかで、同じ年齢で
も10才も20才も異なって見える。
では夢はどのようにして持ったらいいのだろうか。まず、
自分の5年後を思い描け、という。多少、背伸びするのが
こつだ。「若いときやりかけて頓挫したことに中高年で再
挑戦しても良いでしょう。
たとえ失敗した としてもいいじゃないですか。その課程
に意味があるんです。 考えついたらあれこれ悩まないで
即実行。 駄目もとで挑戦するんです。」
余暇を存分に使って、日常の中に封じ込められている「自分」
を解放させるのだ。生活の中で夢や楽しみを優先させて、仕
事はそのじゃまにならないようにする。
それが難しければ、仕事を利用できる夢を見つける。工夫次
第で夢は至る所にあるはずだ。「死生学」を唱える在日40
年のドイツ人哲学者,A・デーケン氏は、その著書で、 夢を
持つことを進めながらひと味違うアドバイスをする「自分の
死について考えよ」と云うのだ。とても心に残るお言葉の数
々でした。
私も夢や楽しみを探す旅をしたいと思いました。
雪月花エイコ💐