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何か書き続けていないと書けなくなるよ

田尾和俊さんといえば「麺通団」として一部でおなじみの方。この田尾さんのブログ「団長日記」は2003年、つまり20年以上前から続くコンテンツで、しかもほぼ毎日更新されていたのです。

が、いつのころからか途切れ途切れになり、ここ数年は更新があっても田尾さんが率いる「インタレスト」という四国学院大学発行のフリーマガジンの完成と宣伝のお知らせくらいになってしまっていました。昨年2023年に至っては4日しか投稿がなかったので、私もほとんどチェックしなくなっていたのです。

ところが、先日オットが「最近団長日記が更新されてるよ」というのです。サイトを見たら、確かに5/26からかなり高頻度に投稿されていて、毎日とまではいかないまでも、2,3日に一回は更新されている。

その理由は本人が書かれていました。そもそも20年前に故勝谷誠彦さんから「何か書き続けていないと書けなくなるよ」と言われて始めたのがこのブログなのだそうです。すっかり更新頻度が落ちていた最近、とあるきっかけで「何か書き続けていないと書けなくなる」という言葉を取り出して再度頑張り始めたのだとか(詳細はご本人のサイトでお読みください)。

私もこの数か月ずっと毎日の更新を続けております。理由は以前にも書いております。

そうはいっても疲れて帰ってきた日とか、何にも頭に浮かばない日もあって、noteの更新をするのにずいぶん時間が取られてしまっている気もするんですよ。

私は何と戦ってるのかしら、と思うときもあるのですが、団長のいわれるように「書き続けていないと書けなくなる」という気持ちがあるんでしょうね。それに「ふわっと心に浮かんだことを文字にする」ことで、自分自身の気持ちにも向き合えている気がします。文字にする過程で「ああそうか、私はそう考えていたのか」と思うこともあるのです。

なんとなくイライラすることがあって疲れたー早く寝たいーと思う日でも、時間をかけて文字を紡いでいくことで気持ちの折り合いが付いたり腑に落ちたりすることが何度かありました。ということは、noteを書くのは時間を無駄にしているわけではなく、案外心のケアにもなっている気がします。

書いてから時間をおいて自分が書いたものを読むと、そうかこの頃はこういう気持ちになっていたな、と思います。数か月前のことでも、やっぱり忘れちゃうんですねー。あっ、これは年齢のせいか・・・。