僕今日予定あるんで、早めに授業終わってください
今更ですが、本当に今の大学生って「お客様化」してますね。
先日担当した授業はオムニバス形式で試験がなく、各回の担当教員がそれぞれ課題を出して採点し、最後に合算するという仕組み。
授業の資料をペーパーレス化するというお達しの前だったので、課題プリントを用意して当日配布したのでした。
欠席した学生から「欠席したけど課題だけ出せますか」という虫のいい問い合わせがあったので、むーーーーー、と思ったものの、「いいですよ課題プリントを取りに来て下さい」ということに。その情報が回ったらしくバタバタと数人がプリントを取りに来ました。
数日後。
課題提出の締め切り日ギリギリになってから学生がやってきました。いわく。
「課題やったんですけど、家に忘れてきちゃったんスよ。も一回紙もらっていいスか?」
これとは別の授業の話。
以前にも書きましたが、年々、学生がノートを取るスピードが落ちてるんですよ。「90分授業でこれくらい進む」の尺度がどうも変わってきている気がします。
うまく90分に収まるときもあれば、収まらず次回に持ち越してしまう場合もあります。毎回試行錯誤しつつ、苦悩しているのですが…。
先日、さて授業をするぞというタイミングで、とある学生がやってきて一言。
「僕今日予定あるんで、早めに授業終わってください」
…泣いていいですか。