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電車の中でゲームするか本を読むか

昨日乗っていた電車がとても混んでいたのですけどね。

ドアの近くに立っていた男子高校生はスマホゲームに夢中で、ドアが開いても全く動かないのです。乗り降りする人たちが迷惑そうな顔を向けているのですが、本人はスマホしか眼中にないので全く気付かず。

と思ったらこの高校生が突然フッと顔を上げ、自分が降りる駅だということに気が付いたんでしょうね。慌てて周りの人たちを押しのけて、おっきなリュック型のバッグ(しかも横広の!!)を他の人にガンガンぶつけながら降りて行きました。ご丁寧にバッグにはカサまでささっていて、危険なことこの上なし。

特徴のない制服だったのでどこの高校だったのかはわからずでしたけど、こういう傍若無人というのか、自己中心的というのか、こういう生徒ばかりだったら高校の先生も大変でしょうね。

一方。

電車に乗っている学生がほぼ100%スマホ画面を凝視している中、本を熱心に読んでいる高校生女子がいるではないの。珍しいこと。

本好きは、他の人が読んでいる本が気になるのです。あの子は何を読んでいるのだろう。視力の限界ギリギリでなんとか背表紙が見えましたよ。

お、おう…。(結構ビックリした。)

それにしても、さっきの男子高校生と、この女子高生と、ほとんど年齢は変わらないだろうに、ずいぶんと人生に差がついてしまっているなあ、と思わされました。これは、優劣とかいう意味ではなく、「別の方向に行ってるな」という意味ね。