大学教員のこんな日常
秋学期が始まった途端、イレギュラーなことがいろいろ起こります。おそらく、小学校だろうが大学だろうが、教育機関というのは「ルーチン」どころか「突発的なこと」が多いのでは。
昨日は講義が午後3時からだったので、それまでは心穏やかに自分の仕事に集中できると思ったんですけどね。ところがどっこい、次の日(つまり今日)の実習で予定していたことに突発的な事態が発生し、慌てて教員でリカバリーに回ることに。複数教員で全力で頑張って、ギリギリ3時までに終わりました。早速、綱渡りの日々ですねえ。(案外嫌いじゃない。)
そして今日の講義は今までで最高人数の履修者。教室に入るギリギリの人数なので、教卓から見ると「ギッシリ」という感じ。さすがにここまでみっちりと学生が詰まっていると、こちらもなんだか息苦しくなりますね。ドアを開けっぱなしで講義をしましたが、寒くなってきたらそうもいかないかな。(開けっぱなしでやっているところに学部長が通りかかってちゃっかり覗かれました。)
1回目の講義から寝ている学生がチラホラいるのにはなんだか驚かされました。私の秋学期のこの講義は結構キビシイことは周知の事実のはずなんですけどねえ(厳しいことを知らないのか、あるいは寝ていても単位が取れると過信しているのか…?)。
以前は寝ている学生はあまりいなかったし、寝そうになっていても「聞こうと思っているのに睡魔に負けそう」というのが見て取れたのですが、この1,2年は「ハナから聞く気がない」みたいに寝ている学生が目に付くようになりました。たまたまそういう学生がいるのか、あるいは時代の流れなんでしょうか。講義をする側からすると悲しくなりますね(と、青臭いことを言ってみる)。