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弱小大学のオープンキャンパス事情

明日は~、オープンキャンパス~。

というわけでせっせと準備をしております。イマドキのオープンキャンパスは高校生だけでなく、スポンサーつまりは保護者のハートをつかむのも大事なので、明日は保護者向けのイベントを仕切る予定。

私が勤めている大学は、口を開けていれば勝手に受験生が入ってくるようなところではないですからね。年に何度もオープンキャンパスをしています。特に夏休みシーズンは一種の「かきいれどき」なので、8月は2回開催です。

前回は思いがけず参加者が多くて、ありがたい反面ハンドリングが難しかったんですよ。学内をあちこち回るツアー的なプログラムも組んでいたものの、いかんせん暑くて外歩きをしたくない保護者も多く、終盤がダレ気味になってしまったのです。

というわけで明日は保護者向けに一つコーナーを設けようということになったわけ。

そうそう。

先日、別の大学で教員をしている知り合いと話す機会があったんですよ。やはり私立大学で、定員充足に必死なところ。

・・・なのですが。

「オープンキャンパスは年に何度もやってて、少なくとも2回は出なくちゃいけない。」
「AOだとかなんだとかで入試業務がめちゃくちゃ多い。」
「高校訪問もやらされる。」

・・・と愚痴っていて、え、それ、ウチの方がよほどやってますけど、と思いました。オープンキャンパスは基本全部出席だし(一応代休は取れることになっているけど)、入試業務だって結構各地に飛んで面接したりします。高校訪問もこの数年は少ないですが、コロナ前はもっともっとやってたし。

この「必死さ」みたいなのは、きっと定員充足率と相関(正確に言えば逆相関)してるんだろうなあ(遠い目)。