温泉旅館
その昔に行った山陰の温泉旅館は、和室で部屋食でした。
仲居さんが部屋まで食事を持ってきてくれて、タイミングを見計らって片付けて、お布団を敷いてくれる。客としてはすこぶる楽ではあるけれども、その都度「他人」が部屋に入ってくるということでもある。旅館側としても、いちいち手間がかかるし、人手が必要になりますよね。そう考えると、客側のプライバシー保護と旅館の人手不足のためには、時代的にこのシステムはなかなか維持困難なのでしょう。
先週末に泊まったお宿では、その辺を解決するためのリノベーションが感じられました。和室なんだけどベッドになっていて、いちいち布団の上げ下ろしをしなくて済むとか、食事は大会場を区切って部屋ごとに提供されるシステムになっているとか。予約時に食事プランを決めているので、テーブルごとにメニューが違うのですね。
バイキング方式も良し悪しで、好きなものを取って食べられますけど、ちょっと落ち着かないときもありますよね。今回のようにきちっとコースが決まっていると、のんびり食べられます。
とはいえ、今回のお宿はそれなりに歴史があるみたいで、そこここに歴史的なものも。
インベーダーゲームとか、パックマンとか、久しぶりに見たわ(といっても、実際にはほとんどやったことなかったのですが)。
ラウンジには昭和のマンガもたくさんあったのですが、残念、そこまで満喫する時間はありませんでした・・・(また今度)。