いただきますをご一緒に
ウチの夫婦はれっきとした北海道贔屓。コロナ前は毎夏のように北海道に行っていたのですけどね、このところご無沙汰です。
どんなきっかけでかは完全に忘れてしまったのですが、ホクレンが出している冊子「Green」を知って、ずっと定期送付してもらっています。結構長いこと読んでいる気がしますねえ。
で、そのGreen、なんと50周年なんですって。50年ってすごい。
数か月前のGreenに、50周年記念の「いただきますをご一緒に」というイベントが大阪で開催されると掲載されていたんですよ。Team NACSのリーダー、森崎博之さんのトークショーで、しかも昼食付き。軽い気持ちでweb応募したところ、なんとアッサリ当選いたしました。
アッサリ当選したものですから、体育館的なめちゃくちゃ広い会場でやるのかな(昼食もちょっとしたお弁当なのかな)と勝手に想像していたのです。ところがどっこい、当選後に届いた招待状を見てビックリ。結婚式かと思うような立派な招待状で、さらに会場も大阪の一流ホテルなのです。
これは、ちょっと気合を入れて行かなくては、ということで、しっかりおめかしして夫婦で参加してきました。
イベントについては、写真撮影NGで、トークショーの内容もSNSには上げないでください、とのことだったので残念ながらここには書けないのですが、でも、でも! とにかくめちゃくちゃ楽しくて、素敵な話が多くて、感動しまくりでした。森崎さんからたくさんパワーとエネルギーを頂いた気がします。
トークショーのあとはランチタイム。全く知らない方々とテーブルを囲んで、みんなもじもじしていたものの、でも基本的にみんな「北海道が好き(あるいは北海道にゆかりがある)」「食に関心がある」「野菜が好き」「森崎さんのファン」など、何かしらの共通点があるのですよ。誰かがフワッと口火を切ったらあとはみんなどんどん話し始めて、なんだかすごく素敵な時間でした。
ランチに使われる食材はもちろん北海道産食材。トークショーで聞いていた食材もふんだんに出てきて、食材の良さ+調理技法+楽しいおしゃべりで、とにかくどれもこれも本当に美味しかったです。
大人になると、年齢とか職業とか、何かしらの属性でくくられてしまいがちで、全く違う属性の方とお話しする機会って少ないのですよね。この日は誰も名乗るわけでもなく、仕事の話をするわけでもなく、でもずっと楽しくお話しすることが出来るという実に稀有な機会でした。
その、同じテーブルの方と話していたら、「東京会場にも申し込んだんですけどそっちは落選で」と言われていたので、私が思っていたよりもはるかにはるかに実は倍率が高かったみたいです。
こんな幸運なこともあるんだなとしみじみと感謝して、最後のアンケートにはあふれる思いをたくさん書かせてもらいました。また「次の機会」があるといいなあ(次は「100周年記念」だろうか。だとすると50年後・・・)。