母の衰え…【施設利用編】
2023年春、退職前の有休消化を有意義に過ごそう、次の仕事を探して定年前にもう一仕事しよう、などと考えていましたが、そうはなりませんんでした。
食事の世話をし、転倒を心配し階下の物音に耳をそばだてる毎日。
夜中に呼ばれてもいいように、寝室のドアは開けっ放し。
気が付くと夏前までに8kgほど体重が減っていました。
汗ばむ日もあるGW
気になっていたのが母の髪のにおい……
入浴は面倒くさがり、入りたがりません。入ってもボディーソープもシャンプーも使いたがらず、お湯をかけるだけなのでしょうか。
浴室内での転倒も心配ですが、それを息子の私が目配りするのもはばかられます。
考えたどり着いたのが、ディサービスを利用し、入浴の目配りをしてもらうことでした。
そして、5月の頭、地元の包括支援センターへ電話。
ディサービスを利用させたい旨を伝えました。
5月中旬から下旬にかけて、何度かの電話と
ケアマネージャー、介護認定のために市役所担当が来訪。
さらには、主治医に意見書を書いてもらいました。
6月頭に、介護認定度が決定。
ケアマネと施設職員が来訪し、デイサービス利用の契約を結びました。
運よくその2日後から利用できることとなりました。
当初は週2回の利用でしたが、7月中旬から週3回の利用となりました。
実は、2019年秋でしたか。
母が参加していた老人サークルにケアマネも来ていて、その方はサービスを必要とする方の拾い上げをしてくれていたのでしょう。
ある日、そのケアマネから電話があり、「母の認知症が少し気になる。一度相談に来ないか」というもの。
確かに、同じ話が繰り返されるなどの不安があったので、支援センターへ赴きました。
面談も含めて、施設利用へ向けていきましょう、と話されました。
………が
その後、新型コロナウイルスが蔓延しました。
そしてそのケアマネからは何の連絡もなく、
私自身もコロナで面談できないし、施設の新規利用も難しいとの認識してました。
コロナが無かったら、もう少し母の状態は良かったのでしょうか………