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導入から20年!EIJUSOグループのチューター制度をご紹介します

こんにちは、EIJUSOグループ代表の永嶋です。

EIJUSOグループでは、設立当初より新卒採用を行ってきました。新入職員が安心して仕事に慣れることができるよう、当時から行ってきたのがチューター制度です。

今では他の企業、社会福祉法人でも一般的になってきた制度ですが、20年前から行ってきたところはそう多くはないでしょう。長年続けていく中で、毎年内容のアップデートを行っています。そこで、今回の社内報noteでは、採用担当の朝倉さんにEIJUSOのチューター制度についてお話してもらいたいと思います。

マンツーマンで技術・精神面をサポート

採用担当の朝倉です。チューター制度についてご紹介いたします。

EIJUSOグループのチューター制度は、新卒新入職員1人に対し、1人の教育担当「チューター」が付く制度です。チューターを務めるのは入社2~4年目の職員が多く、できるだけ新卒さんと年が近い先輩がマンツーマンでサポートをします。

新卒とチューターとの相性も重視しています。選考中に採用担当が感じた内定者時代の印象や雰囲気から、「こういう方がチューターとして合うと思います」と配属予定先の所属長にあらかじめ伝えていますし、内定者研修に来ていただいた時、ご本人の様子も見てもらっています。

私自身も、新卒時代にチューター制度にお世話になった1人です。「社会人になるのだから、自ら学ぶ姿勢で臨んでいこう」という気持ちは抱いていたものの、やはり漠然とした不安はありました。そうしたときに、「この人に聞けばいいんだ」という存在がいてくれたことは、本当に心強く、安心材料になりました。

私のチューターはポジティブで、何でも「大丈夫!」「さすがだね!」と言ってくれる方で、自己肯定感を上げてくれる関わり方をしてくれました。「何かわからなかったら聞いてね」といつも言ってくれたので「今日もがんばろう」と安心して仕事ができました。

今、採用担当として学生さんと関わるなかで、チューター制度に魅力を感じてくれる方が多いです。入社後も、「誰かがいると安心する」「いい制度」とポジティブな感想を寄せられることが多いです。

時と共に制度もブラッシュアップ。現在のチューター制度をご紹介

・チェックリストでレベルアップを可視化

新卒新入職員には、身に付けてほしいことを一覧にしたチェックリストをファイリングしてお渡ししています。以下は一部を抜粋したものです。

このように、項目と身に付けておいてほしい時期を記すことで、一人前になるまでに何をどういった順番で修得すればいいのかがわかるようにしています。

チェックすることで、「これはできるようになった」ということも可視化されるため、達成度が一目瞭然ですし、達成感も得ることができます。

・月に1度は「心あわせ」を

月に1度は、チューターとの面談時間を設けています。その面談が「心あわせ」です。

ここで大切にしているのは精神面のサポートです。新人時代には、「何がわからないのかすらわからない」といった漠然とした不安にさいなまれることもあるので、そうした不安にチューターが寄り添うことで、新卒さんの心を支えています。

・区切りは12月の研究発表

チューター制度が一区切りつくのは、1年目の12月に行われる研究発表です。チューターは、この研究発表のサポートも行います。

研究発表については、過去の社内報noteでもご紹介していますので、是非ご覧ください。

若手職員のスキル底上げにもつながっています

チューター制度は、若手職員の成長にも役立っています。

早い人では2年目でチューターを務めます。本人もまだまだわからないところがあるなかで新卒新入職員をサポートする役目を担うことになります。迷うこともあるかもしれませんが、教えることで自分の知識や技術がよりブラッシュアップされますし、聞かれたことに対して考えることで、自分の学び直しにもつながっています。

チューターに対して任命式も行われるので、自覚も生まれます。私は3、4年目でチューターを務めたのですが、「チューターになったからには、担当の新卒が社会人として成長できるようサポートするぞ」と決意したことを覚えています。自分自身がチューターに対して感謝の気持ちが強いので、自分も後輩に同じようにしたいという想いがありました。長年続けている制度だからこそ、先輩から後輩へと良い文化が繋がっています。

なお、施設によって多少の違いはありますが、チューター同士が集まって情報共有や進捗報告をする場も設けています。若手が教育担当を務める制度だからこそ、抱え込むことのないようにしています。

チューター制度の内容も、時代に合わせたアップデートを

法人ができて20年。ずっと続けてきた積み重ねが強みです。任命式もチェックリストも最初からあったわけではなく、「こうしたらいいのでは」と現場が工夫してきたことを全体に広げ、マニュアル化してきました。

時代を経て、新卒新入職員の価値観も変わっていきます。根幹は変わりませんが、今の新卒さんたちに適切なことは何なのか、時代に合ったチューター制度を常にアップデートして、より良い制度にしていきます。


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