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心の拠り所【永寿院福岡市博多区】
こんにちは!
梅の季節になりましたね。
今年は開花するのが、平年に比べると遅いようです。
心の拠り所
今回は心の拠り所について考えたいと思います。
皆様は自分の心の拠り所はありますか?
今の時代、人が人を口撃することをよく目にします。自分はさておき人の発した言葉一つ一つに揚げ足をとったりして、大変生きにくい世界になってきたと感じます。
また情報社会になってますので、良くも悪くも色々な情報が入ってきます。人が楽しそうに旅行に行ったり、裕福な暮らしをしているのを見ると人間ですので、どうしても羨ましく思うものです。
こうしたことから、人と自分を比べたりして劣等感を感じたりすることもあるでしょう。
人は人、自分は自分と思えればいいでしょうが、どうしても難しいものです。人は皆悩みだったり弱い部分が必ずあります。また相談するというのは年齢が上がるごとに難しくなります。
こんな生きづらくなった世界で、少しでも生きやすくするためには心の拠り所があれば良いのではないかと考えます。
心の拠り所とは、心の支えになるものですから家族、自分が好きなもの、趣味など色々あります。
辛くなった時に、これがあるから頑張れるというものが一つでもあればそれは心の拠り所になるでしょう。
一昔前にはどの家庭にも仏壇があり、先祖様の前で手を合わせ線香をあげて今日1日を無事に過ごせるようにと、祈るなどして心の拠り所としての部分もありました。
今は仏壇のある家が少なくなり、そのような機会が少なくなりました。
時々お墓参りや、納骨堂で先祖のお参りに行き、心の拠り所として手を合わせ、祈ることも良いでしょう。
また、お釈迦さまの「自灯明(じとうみょう)」という教えがあります。
この教えは自分自身を信じて生きるということです。自分を信じて自分の価値観や考えを基に、他人には左右されず自分自身を拠り所として生きるということです。
なかなか最初は自分自身を拠り所にするのは難しいでしょうから、他に心の拠り所を作ってから徐々に、自分を信じて拠り所にされてみてはどうでしょうか。
永寿院(臨済宗大徳寺派)
812-0037
福岡市博多区御供所町13-7
092-291-8004