きれいな水をゴクゴク飲むのさ
この気が狂いそうなステイホームも、まだまだ終わらないみたいだ。コロナ=ビールだった平和なあの頃には「俺ってインドア派だな!」なんて鷹を括っていたが(ていうか本当にインドア派なのかもしれないけど)、こうも居酒屋で酒を飲んで大声で笑うという当たり前の娯楽を取り上げられ続けるとほんとに気が狂いそうになる。
ほんとに終息するのかこのウイルス?
マスクなしで人に会うのも、なんかもう恥ずかしくなってくる。おそらく、終息したとしても、今まで油断し口臭のケアを怠ったおじさん、を非難する口の臭いおばさんの愚痴がこの国を蔓延し、新しい感染症が生まれるのかもしれない。ああ、こんなことを考えてしまうなんてすでに気が狂ってるのかもしれない。ああ、退屈だ、、、。
でも、物事は全て表裏一体。悪いことも、裏を返せばいいことがあるはず。そこで、コロナ渦によって起きたいいことを今更ながら列挙させてもらいたい。
①ゆっくりできた。
とにかく、コロナ後はずーっとゆっくりしてる。
コロナ前はなにかしらしてないと、少なくとも何かしようとしてないと「ダメな人」になったようで不安だったけど、コロナ後は文鎮の如く腰が重い俺もコロナを言い訳にして何もせず家で内村さまぁ〜ずのことだけを考えられる。悪く無い。
②タバコ辞めれた。
詐欺罪に問われれば間違いなく禁固刑を下されるであろう長らく続いたタバコ辞める辞める詐欺も、今回こそは本当に辞められたと思う。やっぱり、居酒屋でビール飲みながらタバコを吸う習慣がなくなっただけで禁煙にはだいぶ有利だ。コロナが明けても、タバコを吸わない新しい俺をみんなにお披露目したい。
③料理が楽しくなった。
外で美味しいものを食べる機会が減ったので、必然的に家でご飯を作ることが多くなり、それがもう楽しい楽しい。マニュアル人間なのでレシピ本やYouTubeで見ながら出ないと作れないが、それでも楽しいのだ。おすすめYouTuberはコウケンテツ先生。
④金が少しは貯まるようになった。
まぁ、飲み行かないでタバコも吸わなければそりゃ貯まるわね。
⑤結婚できた。
この投稿日の1ヶ月後くらいに籍を入れる予定です。もしコロナ渦でなければ彼女よりも友達との酒盛りを優先してしまい喧嘩へと発展することもあったかもしれないが、そこはナイスコロナ渦。おかげさまで喧嘩もなく、ステイホームを楽しんでいる。お金の使い方を改められたのも、籍を入れられるのに一役買ってたかも。
ざっとまぁ、こんな感じ。
・・・あれ、あれれれぇ!!!!
いーことばっかじゃねえか!
自分で書いてて改めて思ったわ!!
そりゃ一コロナ憎いし早く終息は願ってるけども、いかに日々の幸せを素通りしてたかが分かる。
「退屈を不幸と間違えてしまわぬように」
俺が敬愛するYO-KING氏の「きれいな水」という一曲に登場するこの歌詞。退屈で曇ったすりガラスの鏡面の輝きを忘れないように。君が作る味噌汁の匂いで明日も起きれますように。
っていう話を居酒屋でベロベロになりながら大声でしてぇ。