理想のコーチ像
先日、私の受ける授業で理想のコーチ像について考える機会がありました。どの競技においてもコーチが居ますよね。チームによっては方針などが異なってきます。ここでは、私の考える理想のコーチ像を紹介していきます。
「選手を第一に考えられるコーチ」
当たり前のことを言っているように聞こえるかも知れません。ですが今の現状だと当たり前ができないコーチが存在します。「厳しく指導するのは愛情だ」と聞くことがありますよね。果たしてそれが正しいのでしょうか。かといって何もせずに選手を野放しにするコーチはどうでしょうか。私は約20年生きてきて、競技生活を通して沢山の指導者と出会い、沢山の指導者を見てきました。
とても素晴らしいなと感じる指導者も居る一方で、残念だなと感じる指導者も居ました。そもそもスポーツはコーチが主役ではありませんよね。選手が主役です。そして周りに審判やコートキーパーなど支える人がいます。そのためコーチが自分の欲求のままに動いていてはそのチームはマイナスな方向に向かうと思います。選手が立てる目標や目的を達成するためのお手伝いがコーチの役目ではないでしょうか。"◯◯大会で優勝する"という目標を立てたら達成するために必要な練習や日常生活をサポートし道筋を与えていくのです。そして選手が成長していく過程でコーチも同様に成長していけると良い指導者になると考えます。
もちろん私の考えが正しいとは限りません。あくまで私の個人的な意見であり理想です。人間ですから様々な理想のコーチ像があって当然です。
今競技スポーツをトップレベルで活躍されている選手は私たちに勇気や希望を与えてくれています。コーチには未来の競技スポーツを担う人材を育てる1人です。とても魅力的だと思います。これからのコーチのレベルアップが楽しみですね。