仕事にやる気が出ないときは?モチベーションのカギは"内なる動機"にあり!
こんにちは、石黒英一(いしくろえいいち)です。
今日のテーマは「モチベーション3.0」と、やる気を最大限に引き出す方法についてお話します。特に、若手エンジニアやビジネスパーソンにとって、内発的なモチベーションの力を理解することは、市場価値を高め、キャリアアップを目指す上で重要です。
モチベーション3.0とは?
まず、「モチベーション3.0」について少し説明します。これは、アメとムチのような外的な報酬に頼る従来のモチベーション(モチベーション2.0)を超えて、内発的なやる気を引き出す考え方です。この理論を提唱したダニエル・ピンク氏によると、人は「自分の意思で行動し、意味を感じ、成長したい」という本能的な欲求に動かされます。つまり、自分が何かを成し遂げる理由や目標が明確であればあるほど、その目標達成への意欲が高まり、持続するのです。
仕事へのやる気が上がらない原因
よく「仕事のやる気が出ないけど、スマホゲームや漫画ならすぐやる」という状況、ありますよね? 実はこれ、僕も経験しています。笑。これは多くの場合、仕事が自分の内発的な動機に繋がっていないからなんです。誰かに決められたタスクや目標だと、やる気が出にくい。逆に、ゲームや趣味は「自分でやりたいからやっている」という動機が強いんですよね。
モチベーション3.0の観点から言うと、外から与えられる報酬(給料や評価)だけでなく、自分が本当にやりたいことや成長に繋がると感じるものに対しては、人は自然とモチベーションが上がります。要するに、自分で目標を設定し、その目標に意味を見出すことが重要だということです。
正しい目標設定がモチベーションを引き出す
ダニエル・ピンク氏も言っているように、やる気を引き出すカギは「正しい目標設定」です。目標は大きく分けて2つあります。1つは「達成目標」、もう1つは「学習目標」です。達成目標は、具体的な成果や利益に焦点を当てますが、学習目標はそのプロセスを大切にします。この違いが大きなポイントです。
たとえば、「このプロジェクトを通して新しい技術を学ぶ」や「チームと協力して問題を解決する」という学習目標を持つことで、成長や自己満足感が得られ、結果として成果もついてくるということがよくあります。
内発的な動機づけを意識する
僕も、キャリアを振り返ってみると、自分が最も成長し、結果を出した時期は、外からの報酬ではなく「自分がどうなりたいか」「何を実現したいか」という内発的な目標にフォーカスしていたときでした。特に、エンジニアという職業は技術的なスキルアップが求められますが、それだけでなく「自分がこのスキルをどう活かすか」というビジョンを持つことが大切です。
まとめ
モチベーション3.0の本質は、自分の目標や目的を明確にし、それに向けて自律的に行動することです。外的な報酬や評価に頼らず、自分自身がどうなりたいかを意識することで、モチベーションが自然と湧いてきます。
「何を達成したいのか?」ではなく、「自分はどう成長したいのか?」を考えることが、持続的なやる気を生み出すカギです。今日からぜひ、自分に問いかけてみてください。
ありがとうございました!