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#3 「テレンス・コンラン:モダン・ブリテンをデザインする」
以前、街中で偶然広告を見掛けて気になっていた、東京駅ステーションギャラリーで開催中の「テレンス・コンラン:モダン・ブリテンをデザインする」を鑑賞してきました。
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私は、デザイン・センスの欠片もない、野暮な人間なのですが、今から20年近く前に原研哉『デザインのデザイン』(岩波書店)で、「デザイン」なるものを知ってから、ライフスタイルに関わるデザインに興味を持っています。
ビジネスの思考法としても、ロジカル・シンキングが主流だったところに、IDEOのデザイン・シンキングが流行するなど、デザインの価値は改めて認識したいところ(ただ、最近はデザイン・シンキングがやや落ち目という話もあるので、もう少し頑張ってほしいところ)。
コンラン自身のモットー(コンセプト)は「Plain, Simple, Useful(無駄なく、シンプルで、機能的)」というもので、ふと「無印良品」や「mont-bell」のコンセプトを思い出しました。
実際に、コンランがデザインした作品・商品を眺めてみると、現代の生活シーンにも違和感なく溶け込むような作品・商品がほとんどであり、色褪せた印象は全く受けませんでした。
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コンランが活躍された時期を考えると、これらの企業の商品コンセプトにも通ずるような概念を一足も、ふた足も早く確立していたことを思うと、コンランのアイディアやライフスタイルなどを、もっと知りたくなったので、展示会限定の図録も購入しちゃいました。
三連休最後の一日は、こちらの図録を読んで過ごすのも良いかなと思いました。
※『Who is Terence Conran? テレンス コンラン展 図録』は会場価格は3,300円で、Amazon上では転売価格となっている(11月4日時点)ようなので、価格に留意の上、購入を判断してください。