学生時代リクルートで学んだこと:目的と目標編
こんにちは、まさです。
まず、学生時代にリクルート?と思った人も多いと思います。厳密に言うと、リクルートの営業代理店での契約社員の枠を1枠貰ったという形になります。(言ってしまえばアルバイトですね笑)
本日は初投稿ということで、目的と目標の違いについてお話します。
「何のために仕事をしているのか分からない」「やらなきゃいけないとわかっていても行動できない」「人生がつまらないと思ってる」そんな人に見ていただければいいなと思っております。
目的と目標の違い
「あなたの目的は何ですか?」
突然聞かれてもよくわからないですよね。私がよく言われていたのは「なぜ」を5回言うと目的になるということです。
私の場合は「営業力を身につけたい」→「起業をするためのスキルが欲しいから」→「お金を稼ぎたいから」→「非日常を味わい続けたいから」→「死ぬ前に後悔が1つも無い人生にしたいから」
こんなところになります。(飛ばし飛ばしになりましたが笑)
この目的の解像度こそ、目標設定が明確になったり、成果に繋がります。つまり目標の先には必ず「自身の目的(ゴール)」があります。
私の場合、新卒で同期1位の成果を出せたのもこの目的が大きく影響しています。就職活動の際にこの会社での目的は、「3年後に起業するためのスキルとして圧倒的な営業力を身につける」であり、スマホのロック画面に貼ることや上司に常に発言をして、解像度を下げなかった結果が成果に直結したのだと考えております。
多くの人の場合、「会社から課されている目標に対して、自分はこうなりたい」や「日々上司に設定された数字をただ追っている」だけになっているのではないでしょうか。例えば私の友人は元々は「年収を増やして将来の家族と仕事を両立できるかっこいい男になりたい」という自分の人生の目的をもって入社したはずなのに、いつのまにか「社内で重要な存在になりたい」や「上司に気に入られる」ことを目的に日々課された数字を追っているだけになってしまっていました。これはそもそも全体としての利益追求を求める会社という組織に所属する以上多くの人が考えてしまう事だと思います。
だからこそ、周りの環境に左右される「建前の目的」ではなく、「初心の目的」や「人生の目的」を持ち続けることが大切だと私は考えます。あくまでも目的の手段として、目標があることを認識する必要があります。
目標の立て方
目的を達成する目標の立て方としてsmartの法則も同時に説明します。
これは、目標を明確に設定するためのフレームワークです。以下の5つの要素で構成されています。
1. Specific(具体的であること)
「何を達成したいのか」を明確にすることが重要です。例:単に「営業力を上げたい」ではなく、「1ヶ月で契約を3件獲得する」など具体的に。
2. Measurable(測定可能であること)
「達成できたかどうか」を判断するために数値化すること。例:「3件の契約」や「目標達成率80%以上」など。
3. Achievable(達成可能であること)
自分の現状やリソースを考慮して、無理なく実現できる目標を設定します。例:初心者が最初から10件契約を目指すのは無理があるかもしれません。
4. Relevant(関連性があること)
自分の目的や価値観と一致しているかどうかを確認します。営業力を高めることが、自分の「死ぬ前に後悔のない人生を送る」という目的に繋がっているのかを振り返ります。
5. Time-bound(期限があること)
目標達成の期限を明確にすることで、行動に締まりが出ます。例:「1ヶ月以内に3件の契約」など。
実際にリクルートでの目標設定
私がリクルート代理店で働いていた時も、このSMARTの法則を意識して目標を立てていました。具体的には以下のような流れで設定していました。
1. 目標:1週間で5件の新規アポイントを取る
Specific:新規アポイント取得という具体的な行動を設定。
Measurable:5件という数字で測定可能にする。
Achievable:1日1件なら達成可能と判断。
Relevant:営業力を高め、成果を上げることが自分の目的に繋がると確認。
Time-bound:1週間という期限を明確化。
結果として、日々の行動に具体性が生まれ、1週間で5件のアポイント取得が安定しました。また、社員に引けを取らない成果を残すことが出来ました。
最後に
目的が曖昧なままでは、目標も行動もブレてしまいます。だからこそ、「何のために」という目的を明確にすることが大切です。そして、その目的に沿った具体的な目標を立てることで、日々の行動が成果に繋がっていきます。
もしこの記事が「自分の目的を見つけたい」「行動に迷いがある」という方のお役に立てたなら幸いです。次回は、リクルートで学んだ営業スキルと日々の習慣化や具体的な行動についてお話ししたいと思います。