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なぜ仕組み化より泥臭い営業が稼げるのか?

先日、りゅうけんさんのポストに下記のような意見がありました。

なぜ一流の経営者は自動化を卒業するのか?

なぜ泥臭い営業という原点に戻るのか?

SNSマーケティング全盛期のいま、なぜ泥臭い営業なのか?

そんなテーマで、「なぜ泥臭い営業が自動化よりも強いのか」を掘り下げていきます。

最初に言っておきますが、自動化や仕組み化を否定する話ではありません。
むしろ、ビジネスにおいて自動化は重要な要素のひとつです。

ただ、それだけでは足りない。
「泥臭い営業にしかできないことは何か?」
「具体的にどうすればいいのか?」

ここに焦点を当てていきます。
オンラインでできる「泥臭い営業」の方法も紹介するので、コミュニケーションが苦手な人でも実践できる内容になっています。


ビジネスの世界で必ず耳にする言葉

  • 「ビジネスを自動化しましょう」

  • 「仕組み化して楽に稼ぎましょう」

こういったキャッチコピー、聞いたことがあるはずです。

自動化・仕組み化とは、簡単に言えば、メルマガやLINE公式の自動配信を活用し、手作業を減らして商品を売るマーケティング手法のこと。
これは企業だけでなく、個人のビジネスにも広く導入されています。

うまくハマれば、商品説明からセールスまですべて自動化できるので、Amazonの巨大ベルトコンベアのように、最小限の労力で最大の売上を生み出せます。

しかし、その対極にあるのが「泥臭い営業」です。


泥臭い営業とは何か?

泥臭い営業とは、1件1件、1人ひとりにフルコミットして全力で売り込む手法。

例えるなら、ラジオのお悩み相談100件に対して、1通3000文字の熱い返信を書くようなもの。
すべてがオーダーメイドなので、3000文字 × 100件 = 30万文字を手打ちで書き切るレベルの労力が必要になります。

自動化を駆使している人から見たら、
「非効率すぎる。バカなの?」
と笑われるかもしれません。

でも、断言します。

これからの時代、「泥臭い営業」ができない人は、消えます。


泥臭い営業が今後ますます求められる理由

もちろん、自動化を活用して少ない労力で売上を上げることは重要です。
でも、それとは別に、
「絶対に受注を決める」「顧客満足度をMAXにする」
という圧倒的な個別対応力が、これからの時代には必要になってきます。

なぜそうなるのか?
理由は、以下の2つです。

  • SNSのアルゴリズムの変化

  • コミュニティへの渇望が高まっている

これらを理解すると、泥臭い営業の価値が見えてきます。


SNSのアルゴリズムが変えたマーケティングの本質

SNSはもはや、テレビと同じ。

みなさん、テレビを見るとき、深く考えながら見ていますか?

「タモリのトーク力を分析しよう!」なんて思いながら『笑っていいとも!』を見ていた人は、ほぼいないはず。

大抵の人は、
「おもしれー」
と何も考えずに流し見している。

これと同じで、今のSNSは**「発信者 vs 視聴者」**の構図になりつつあります。
かつては「誰でも発信できる!」と言われたSNSも、結局のところ「目立てるのは才能のあるプロだけ」という現実に突き当たっています。

では、普通の人が埋もれずに生き残るにはどうすればいいのか?

そこで泥臭い営業が効いてくるのです。


ここからは、なぜ泥臭い営業が今後のビジネスにおいて重要なのか、そして具体的にどう実践すればよいのかを、実体験も交えながら解説していきます。

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