全日本学生体重別団体優勝大会
【試合結果】第5位
1回戦 早稲田大学 ① - 1
2回戦 金沢学院大学 5 - 0
準々決勝 帝京大学 2 - 4
学生たちと共に戦えた時間は本当に最高でした。
チームとしてベストを尽くした結果に悔いはありません。
昨年の8月にこの大会の中止が決まり、異例の幹部交代を行いました。
そこから16ヶ月間、私の監督史上、最も長い時間を掛けて作ったチームです。
4年生の一色、佐藤、園田、津川、富田、山内はこの日の為に、良く頑張ってくれました。
そのプロセスに感謝しかありません。
彼女たちにとって、全てが報われる結果ではなかったかもしれませんが、3年生以下が得たものは途轍もなく大きかったはずです。
『繋ぐ柔道』
5年前、同じくこの舞台で帝京大学との試合で生まれた言葉です。
当時、前年度王者に学生たちが一人ひとり、最大限の努力で次に出る者に繋いでいく。
そんな姿を見て、記者からの取材にチームの強みをそう答えました。
それがチームのスローガンとなり、今大会も目指すのは『繋ぐ柔道』でした。
初戦の早稲田大学から厳しい勝負を全員が想いを繋ぎ、形にしていきました。
会場にいる選手はもちろん、大学に残った学生を含め、23名で繋いだ結果です。
そして、4年生は今大会が競技生活、最後になった者もいます。
入学時に描いた目標が全て達成できた訳ではないかもしれません。
目標は達成できないで、終わることがほとんどです。
達成することにはもちろん意味はあります。
目標に向かって本気で取り組むことには、それ以上の価値があります。
また、それは今後の人生でより価値のあるものへと変わっていくはずです。
4年間、日本一を目指して、挑戦した時間は誰にも奪うことのできず、決してなくなることのない一生の財産です。
#柔道 #ティーチング