関東選手権大会
【試合結果】
第6位 佐藤果(4年)
第7位 一色美緒(4年)
初戦敗退 千葉ひとみ(3年)、中田杏子(2年)
決定戦を粘り強く戦い、2名が4月17日に開催される皇后盃への出場権を獲得しました。
学生最後の試合を最高の形で締め括ってくれた佐藤と一色には感謝しています。
その一方で、力を出し切れなかった千葉と中田には準備の段階で違ったアプローチが必要であったかもしれないことを反省しています。
関東選手権では各県の代表のレベルが拮抗し、厳しい展開ばかりです。
一戦一戦、目の前の相手を崩していくことの繰り返し。
無差別というレギレーションも相まり、選手の対応力が問われます。
自分の良さを活かし、相手の良さを打ち消すような戦略が勝負の展開を分けていきます。
そうした意味では7位になった一色は4年間の集大成となる内容でした。
一色が入学してきた時、しっかりと組み合い、大外刈りで勝負にいく柔道スタイルに大きな可能性を感じました。
『このスタイルのまま、強くしていきたい』
そう思ったことを鮮明に覚えています。
昨年の全日本学生では自分の形に拘り過ぎ、初戦で敗退しました。
それでも組むことに拘り抜いた結果が今大会で成果として表れました。
努力したことは全て報われるわけではありません。
ただ、頑張ったことは何ひとつ無駄にならないのだと思います。
佐藤、一色はもちろん、柔道から離れる4年生も、『過ごした時間は全てが糧となる』はずです。
3年生以下は思うような結果を出せなかった部分はありますが、この経験が次の成長に繋がるはずです。
無観客での開催にも関わらず、会場にお越し頂いたご父兄、またオンラインでも沢山の応援、ありがとうございました。
4月の皇后盃を楽しみにして下さい。