全日本学生優勝大会
【試合結果】
2回戦/金沢学院大学/3−0
3回戦/東海大学/1−4
今大会はベスト16という結果でした。優勝した東海大学はやはり強かったです。
試合を振り返り、選手たちは本当に良く頑張ってくれました。
試合に出場した学生はもちろん、全ての部員がベストを尽くして、準備をしてきました。
試合の内容には反省や課題があるものの、成果も見られます。
敗因は私の戦略にあります。
選手たちは準備してきた戦い方をしっかりと実行していました。
その結果には大いに責任を感じています。
本学では中長期の目標として「組み合う柔道」「一本を取る柔道」を掲げています。
そして、試合前には短期の目標を練り、「隙のなさ」「組手の対応」など、それぞれに考案していきます。
短期と中長期の目標には相反する技術も含まれ、選手との相互理解が何よりも大切です。
試合の練習では「苦しい時こそ、組んで勝負しよう」、そう声を掛けてきました。
この意識が中長期で強くなる為には絶対に必要です。
ただ、試合では「組み際を重視し、組み合わせずに戦うことも考えよう」、と戦略を立てました。
短期的に東海大学と戦う為には、自分たちのスタイルを変えることも視野にあったからです。
この部分ではもっと綿密な準備をしていくべきでした。
学生たちは組み際から攻め、苦しい場面でも組み合って勝負していました。
その組み合ったところでの失点が多かったものの、中長期の目標に関しては次に繋がる内容と言えます。
今回の反省は私のコーチングにあり、準備段階における短期的な目標の設定が甘かったという点です。
そこを修正し、月末の体重別選手権、来月の体重別団体では変わったところをお見せしたいと思います。
最後に今大会は制限下、関係者に入場が許可され、会場で応援して頂くことができました。
同時に、オンラインでの配信も充実し、沢山の方々がご覧になって下さったことに心より感謝致します。
ありがとうございました。この想いは改めて、畳の上で表現して参ります。
#柔道 #コーチング