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シンクロ&フリーズ
今回のnoteはコーチのコーチこと今田圭太さんの話です。
ナショナルコーチアカデミーの講師としてお会いして以来、SNSなどを通し、良い学びを与えて貰っています。
コーチングのポイントは?
そう聞かれた時、十人十色、様々な答えがあると思うのですが、
今田さんはこう示しています。
『伝える』
『見せる』
『質問する』
『委ねる』
私もまさにその通りだと共感しました。
最近、『選手たちには自分のプレーや技術を言葉にして、頭を整理しよう』、
『感覚に頼ると繰り返しが出来ない、言葉にすれば、修正できる』と伝えて置きながら…
自分のコーチングには今田さん程の明確な言葉に持っておらず、反省しました。
では、本題に入ります。
今田さん曰く、次の2つを意識してコーチングすることが有効だそうです。
1つ目はシンクロコーチング。
練習中に気になる箇所があった時、プレーを止めずに、アドバイスをしていくこと。
2つ目はフリーズコーチング。
シンクロは逆に、気になる箇所があった時点で、練習を止め、そのプレーについてアドバイスしていくこと。
実際、現場ではコーチの皆様も感覚的に使われているはずです。
ただ、これも言語化することにより、
選手に対する伝え方、見せ方、質問の仕方、委ね方が変わってくるのではないでしょうか。
私も現場では、
実戦練習中はできる限り、選手を止めずにアドバイスすることを心掛けています。
良い動きがあれば、『今のイメージ、いいね』
また、改善したい動きにも、『そこ、まだ行けたんじゃない』
という感じで、選手の印象に残し、場面を切り取りやすいようにしています。
そして、休憩など練習が止まってから、
『あの場面は何を意識していたの?』
と質問することで、相互理解を図っています。
そして、お互いにイメージを共有した上で、次の練習に送り出します。
イメージが共有できると選手が何をしていのかが分かることも増え、練習を見ているのは楽しくなります。
さらに、分からないことは選手に聞きたくなってきます。
良い質問が出来ると、意外な答えも返ってきて、コーチングが面白くなります。
シンクロ&フリーズはコーチも学べるコーチングです。
興味のある方はSCJチャンネルでコーチングの詳細を是非、ご覧ください。
https://youtu.be/MnGXOmlWecQ