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埼玉県選手権大会

【試合結果】

優勝 佐藤果(4年)

第3位 一色美緒(4年)千葉ひとみ(3年)

第5位 中田杏子(2年)

初戦敗退 濵名凪(3年)八道さくら(3年)横坂柊花(3年)

2年振りの優勝となりました。

1週間前に講道館杯が急遽、中止となり、選手たちは気持ちを切り替え、良く頑張ってくれました。

チームとしても、想定外のスタートをしっかりとした形で切ることができたと思います。

コロナ禍、想定外は想定内。

学生たちは本当に逞しくなりました。

しかし、今回の試合2日前の中止はさすがに…

今大会を無事に終え、改めて試合をできること、力を発揮する場があることに喜びを感じました。

結果以上に、挑戦した7名、全員を評価しています。

5位以上の4名は3月に開催される関東選手権大会に出場します。

残念ながら、敗退してしまった3名も内容は手応えのあるものでした。

試合までに準備してきたことが出せており、次の課題も明確になりました。

一方、千葉と中田に関しては、自力がついていることも確認できたものの、もう一つ工夫が欲しかったです。

負けた試合は同門対決。

手の内を知り尽くしている相手だからこそ、いつもとは違う戦い方が必要でした。

4年生の佐藤、一色は淑徳らしい柔道を貫いてくれました。

組み合うことで相手に圧力をかけていくこと。

組める時間が長くなるにつれて、展開を有利に進めていく。

私は選手たちを指導する上で、『2つ組み合う柔道』に拘っています。

それが一本を追求することはもちろん、柔道をより深く学び、知ることに繋がるからです。

組み合うことで、感じ取れることは増えていきます。

二人とも良い柔道ができるようになったことに感動しました。

学生時代は結果に恵まれたとは言えないかもしれません。

卒業後、それぞれ実業団のチームで柔道を続けます。

淑徳大学でやってきたことに意味があったと言えるまで、自分の柔道を追求してくれることを願っています。

今後も時間を掛けてでも、本当に良いものを作っていきたいです。

勝ったらよし、負けたらダメというバイアスを選手たちにも持たせず、今年も前進していきます。

#柔道  #コーチング

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