2023年 年頭所感
皆様へ、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
また、日頃から本学柔道部の活動へのご理解とご支援を賜り、改めて感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、今なお、様々な影響を及ぼしているものの、昨年は全ての公式戦が開催され、全国大会では有観客の実施もできました。
新たな生活様式も定着しつつ、学生スポーツの灯が再び盛り上がることを実感した一年となりました。
大会の結果では、個人戦が全日本学生第5位2名、講道館杯7位1名が入賞となりました。そして、団体戦では優勝大会(龍谷大2-②)、体重別団体(日体大2-3)と強豪校にあと一歩、及びませんでしたが、確かな手応えを残しました。
今年はこの『あと一歩』を越えていく準備をしたいと思います。
全てにおいて、自分をアップデートしていくこと。私たちにはそれが求められています。
柔道にはタイムや記録といった明確な数値がありません。だからこそ、自分自身でその成長を見出せなくてはいけないのです。
嘉納治五郎師範も言いました。『他人に勝つより自分に勝て』
その為に、自己ベストを更新し続けていくべく、行動を積み重ねていきます。そうした先には『今までに見たことのない景色』が広がっていくはずです。
新生淑徳大学。
それはキャンパス全体のテーマでもあります。4月には新学部が創設され、既存の学部も移転、刷新されます。
新入部員は過去最多の12名を予定しており、30名が新たな挑戦へと踏み出します。
淑徳らしさの継承と新たな淑徳への改革。
これが私と部員たちの使命です。
皆様にはそのプロセスを見届けて頂きたく、今後とも何卒、応援の程、よろしくお願い致します。
結びに、2023年が新たな飛躍の年となることを祈念しまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。
淑徳大学女子柔道部
監督 野瀬英豪