共通テストの問題から考える 日本語、ちゃんと書けてる?
先日、大学受験生が受ける共通テストがありました。数学を見ていると、問題文に使われている日本語が分かりにくいと感じました。以下の問題の日本語を読んでみてください。
私自身、中学、高校の時、文章題が苦手でした。苦手というより、文章題までたどり着かなかったといったほうがいいかもしれません。基礎の問題で撃沈していたからです。
今回、私は上の問題文を自分なりに、分かりやすいと思われる日本語に書き換えてみました。いかがでしょうか?
「3つのばねについて考えてみましょう。この3つのばねは、伸びていない自然な状態では長さが同じです。ばね係数は三つともkです。図1にあるように、これらの三つのばねを天井からつるしました。隣同士のばねとばねの間の距離は同じであり、三つのばねの先端に、軽い一つの棒を接続します(図を良く見てください)。そして、棒の中央から、重さがmのおもりをつるしました。すると、3つのばねは、普段の長さよりもlだけ、下の方向に伸びた後で静止しました。
次の問題に答えていただきますが、計算を簡略化するために、二つの仮定をしてください。3本のばねは、地面に対してまっすぐ垂れ下がっており、傾いていません。ばねにとりつけた一本の棒の形は、重さに応じて変形しないものとします。重力加速度はgとします。」
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