【おすすめの英語レベル確認方法】ICTを活用した英語教育法 Part 17【DIALANG】

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私は現役の英語教師兼英語教育研究者のトムです。
日本に生まれ、アメリカ・オーストラリア・イギリスに留学した経験を持っており、世界中で通用するTESOLの修士の資格をイギリスのリーズ大学大学院で取得した者です。
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「テストと言えば英検だけど、生徒の本来の実力を知ることができていないのではないか?」

「習熟度別のクラスを作りたいが、どのように生徒を割り振ればよいか分からない」

この記事はこれらの悩みを持つ先生に向けて書いています。

この記事を読むことで、あなたの今まで知らなかった英語のテスト方法を知ることができ、生徒の英語力を測るための手段を増やすことができます。

そのテストの名前は「DIALANG」です。

このテストはイギリスのランカスター大学(Lancaster University)が開発したテストです。この大学は言語学において高い名声がある大学ですので、テストに信頼性があります。

この記事では、英語力を測るテストであるプレイスメントテストがなぜ大切なのかを解説しつつ、記事の後半では、DIALANGの使い方を重点的に解説します。

この記事で、DIALANGも使い方を理解できるだけではなく、自分自身でもテストを活用して英語力を測ることで、英語力向上のためのヒントを得ることができます。

それでは早速見ていきましょう!

1.プレイスメントテストとは?

テストには実は様々な種類があります。1つは英検などの資格試験で、定められた基準をクリアすれば、~級などの資格を得ることができるものです。入学試験も同じ種類に入ります。学校が定めた基準を超えているか超えていないかで、合否が決まります。

これは、学習の成果を測るための目的で設計されており、英検は定められた学習範囲の中での学習成果を、高校入試であれば中学までの学習成果を測ることになります。

今回紹介するプレイスメントテストとは、英語学習者が自分にあったコースを選ぶために開発されています。

英語が苦手な学習者が上級クラスに入れられてしまったら、学習スピードについていけずに苦しむことになってしまいます。

そのようなことを避けるために、学習者が自分のレベルに合ったペースや内容で学べるようにすることが本来の目的です。

2.DIALANG Testとは

DIALANGはプレイスメントテスト用に設計されており、ランカスター大学が開発しました。

このテストはオンライン上で無料で受けることができます。

さらに、(1)リーディング、(2)リスニング、(3)ライティング、(4)語い、(5)文法の5つの力を評価してくれます。

このテストの優れているところは、多言語に対応していることで、その中にもちろん日本語も含まれています。

DIALANGを起動してから最初のページで、どの母語かを選ぶことができます。

日本語を選ぶと、DIALANGの使い方ガイドやアイコンの説明等を日本語で読むことができるようになります。

テスト自体も、英語だけではなく、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語などのヨーロッパの他の言語もテストをすることができるため、ヨーロッパ圏の他の言語に興味があればテストを受けてみるとよいでしょう。

さらに、ファイルを保存することもできるため、テストを途中で終えたとしての、そのファイルを開けば途中からでも開始できます。

3.DIALANGの使い方

DIALANGで最もおすすめのテストがリスニングです。

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