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文法と発音はどっちが大事?
この記事は2025/2/12にSpotify、Apple Podcast、StandFMで配信した内容を読みやすく編集したものです。
みなさんこんにちは。英語発音コーチのAkiです。
今日はお知らせがあります。
私の英語発音レッスンのWebサイトができました。
これまでPodcastやNoteを通じて情報発信をしてきましたが、より多くの方に私の発音レッスンについて知っていただきたいと思い、Webサイトを作ることにしました。
実はこのWebサイト、Notionというツールを使って自分で作ったんです。
手作り感満載な出来ですが、話のタネに見ていただければと思います。
さて今日は、「文法と発音のどちらが大事か」ということについてお話ししたいと思います。
皆さんはどう思われますか。
文法と発音、どちらが大切だと思いますか。
もちろんどちらも大切です。
でも、私は文法より発音の方が大切だと考えています。
なぜでしょうか。
それは、単語の意味さえ伝われば、文法が少しくらい間違っていても、言いたいことはほぼ想像できるからです。
例えば、旅行先のレストランで「水をください」と英語でいいたいとします。正しい文法の文だと” Can I have some water?” になります。もしこれをカタカナ発音で「キャン アイ ハブ サム ウォーター」と言ってしまったら、単語の意味さえ伝わらないので「水が欲しい」とは伝わらないと思います。
逆に、文法が多少間違っていても、発音がクリアであれば、文脈から意図を理解することができます。例えばさっきのレストランの例で、”Can I have some water?” を “Some water” とか 単に“Water” とか “Water, please.”と言っても、’water’ をはっきりとした発音で話せば、「お水をください」という意図は十分に伝わります。
このように、いくら文法的には正しくても、発音が悪ければ、元も子もない、ということです。せっかく完璧な文を作ったとしても、それを相手に伝えられなければまったく意味がありません。
日本語でも同じですよね。外国の人がカタコトの日本語で話してこられても、単語さえわかればだいたい意味を想像できますよね。
ただ文法できないと、テストでは点はとれないですよ。
でも実際に会話する状況で、英語の発音で話せないと意味がないということです。
もちろん、だからといって文法が不要だということではありません。文法も大切な要素の一つです。ただ、優先順位としては、発音をしっかりと身につけることが先だと思います。
発音が良くなれば、会話も通じますし、自然と英語を話すことに自信がつきますし、すると英語の勉強も楽しくなって、結果として文法力も向上していくと思います。
ぜひ皆さんも、英語の発音の重要性を意識してみてください。