【スマブラ英単語】地上攻撃・投げ編
みなさんこんばんは。ここでは基本的な攻撃行動の英語表現を解説します。今回は地上攻撃と投げ関連の単語を紹介します。例文や語源、関連語と一緒に覚えましょう!
地上攻撃
地上攻撃はまとめて 'ground attack(s)' などと呼ばれます。
弱攻撃:Jab
ボクシングなどでよく聞く「ジャブ」ですね。ボクシングにおいても牽制を目的とした速いパンチなのでイメージが掴みやすいのではないかと思います。もともとは「素早く攻撃する」といった意味があるようです。
弱1、弱2などのそれぞれの攻撃も 'jab one', 'jab two' などのように表します。百烈攻撃は 'rapid jab'、直訳すると「めちゃくちゃ速いジャブ」でしょうか。
ちなみに、英語ではダウン連のことを 'jab lock' と表現します。ダウンした相手を主に弱攻撃でダウンさせ続け動けなくする(ロックする)のが由来でしょうか。
強攻撃:Tilt attack
もともと 'tilt' には傾く、傾けるといった意味があります。強攻撃は任意の方向にスティックを傾けて出す攻撃なのでこの名称が使われています。日本語と同じく、'方向' + 'tilt' でそれぞれの強攻撃を表します。
括弧書きの通り、方向を意味する単語の頭文字だけをとって省略する書き方もあります(ハイフンの有無など表記揺れあり)。特に 'f-tilt' に関しては 'forward' が少し長い単語なのもあってか出現頻度が高く、口頭でもこのように発音されることがあります。下の動画、11:18〜がわかりやすいかと思います。
ちなみに、'tilted' はゲーマー界隈などで「イラついてる」「焦ってる」などという意味のスラングとして使われることがあります。もともとはギャンブル用語のようです。メンタルが傾く=崩れるといったイメージでしょうか。「○強攻撃を当てられる」という意味の 'to get XX-tilted' などと結構紛らわしいので注意しましょう。
ダッシュ攻撃:Dash Attack
日本語そのままです。日本語ではダッシュ攻撃を省略してDAと呼ぶことが多いですが、英語では略さず使われます。
スマッシュ攻撃:Smash attack
スマッシュ攻撃も日本語と同じです。もともとは「破壊する、ぶん殴る」といった意味があります。強攻撃と同じく、'方向' + 'smash' でそれぞれの攻撃を表現し、方向を表す単語の頭文字をとって略されます。
スマッシュホールドすることは 'to charge XX smash'、フルホールドのスマッシュ攻撃は 'full-charged XX smash' や 'fully charged XX smash' といった表現をします。
ちなみに、'smash' という単語は「スマブラ」という意味でよく使わており、「スマブラをする」という意味で動詞としても使われます。
投げ関連
掴み:Grab
掴みは英語の直訳の 'grab' です。「手袋」の 'glove' と混同しないように注意してください。
ダッシュ掴みはそのままですが、振り向き掴みの 'pivot' には「旋回軸」や「なにかを軸に回転する」といった意味があります。バスケットボールやダンスの経験がある方は「ピボット」という単語に聞き覚えがあるかもしれません。スマブラの振り向き掴みは基本的に片足を軸に振り向きながら掴みをするアニメーションなのでこの呼び方がされていると思われます。
掴み打撃:Pummel
掴み打撃は「何回も殴る」といった意味を持つ 'pummel' で表します。
投げ:Throw
投げに関しても直訳の 'throw' です。コンボにつながる投げは 'combo throw'、撃墜ができる投げは 'kill throw' などと呼ばれます。動詞としての 'throw' を使う場合は過去形、過去分詞の不規則な活用に気をつけましょう。過去形は 'threw'、過去分詞は 'thrown' です。
各種投げは以下の通りです。
強攻撃や空中攻撃と違い、前投げ 'f-throw' 以外は方向を表す単語の頭文字をとって略す言い方(書き方)をあまり見ない印象です。
ここで注意して欲しいのが 'throw' という動詞はいろんな意味で使われることがあるということです。ここでは二つの用法を軽く紹介します。
一つ目は「(攻撃を)振る」のような意味で使われます。'to throw out an attack'=「攻撃を振る」、 'to throw out an aerial'=「空中攻撃を振る」 のよいうように使われます。
二つ目は「勝負を投げる」のような意味です。日本語でも英語でも「投げる」という表現を使うのは興味深いですね。本来 'throw' という動詞は目的語が必要ですが、この表現の場合は動詞のみで使われます。
まとめ
ここで解説した用語は基本的には名詞ですが、ほとんどの場合動詞としても使われます。そのため、三人称単数の '-(e)s' や、過去形/過去分詞の '-ed' をつけて使われることがあります。
今日のまとめです。
それでは今回は以上です。次回をお楽しみに!
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