バナナは何本あるのか? なんて気にしないけど言い分けなければならない〜英語の単数・複数について
「テーブルにあるバナナ食べてね」と言われた時、どんな情景が頭に浮かびますか?
こんな感じ?
それともこんな感じ?
人によって色々だと思います。
1本だけあるのを思い浮かべて実際に見たら3本あったとしても特に気になりませんね。反対も同様です。
日本語では聞き手が1本を思い浮かべようが3、4本を思い浮かべようが話し手の責任ではないのですが、
英語では実際に1本あるのかそれ以上あるのかが、頭に浮かぶような言い方をする必要があります。
a bananaなのかbananasなのかをしっかり言うルールです。
それをしない間違った例がこちらです↓
❌ There is banana on the table.
これだとテーブルの上に1本バナナがあるのか複数バナナがあるのか
また1本だけ食べて良いのか2本食べて良いのかわかりません。
実際にはテーブルの上のバナナの数はあまり気になるところではないでしょうし
何本食べて良いのかもそれ程重要ではないでしょう。
ただ言葉として不自然なのです。
正しくないのです。
したがって、
⭕️ There is a banana on the table.
または
⭕️ There are some bananas on the table.
と言うのが良いです。
そこってそんなに大事??と思うかもしれません。
とりあえずバナナがテーブルにあるということが通じれば良ければ、
“banana, table”
で通じますが、英語を上達させたい方はぜひこの法則を受け入れて慣れてくださいね。
ちなみに
「食べてね」は以下の様に言い分けられます。
You can have it.(それ食べて良いよ)=バナナが1本だけある場合
You can have one.(1つ食べて良いよ)=複数本ある場合
You can have some.(いくつか食べて良いよ)=複数本ある場合
You can have them.(それら食べて良いよ)=複数本ある場合
日本語ではこのようなルールはないので間違いやすいポイントです。
英語の本や記事を読む際に意識すると、しっかり使い分けられていることに気がつきます。