山本尚志

映画監督をやっています。とにかくここでは新たな試みでもあるアウトプットの量を増やすこと…

山本尚志

映画監督をやっています。とにかくここでは新たな試みでもあるアウトプットの量を増やすことを中心にいろいろ書いていこうと思います。https://filmproject.wixsite.com/takashi-films

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映画『獅子の道しるべ』公開

【あらすじ】 東京で暮らす果歩は妊娠を機に、夫・隆人の実家である石岡へ引っ越す事を相談される。一方、隆人の弟・明人は夢を追いかけ東京へ出たいと思いながらも石岡で暮らしている。石岡に来る者と、石岡を去る者。異なる両者の視点を軸に、一つの家族の姿を描くヒューマンドラマ。 【出演】 小林涼子、多田昌史、イワゴウサトシ、飯泉博道 永井秀樹、山元由湖、石鍋多加史 【スタッフ】 プロデューサー・撮影:大川祥吾 脚本:makidash /渋谷悠/山本尚志 助監督:朝生武弥 ヘアメイク:加城奈央子 録音/美術:渋谷悠 撮影照明アシスタント:原田円 制作/キャスティング:橘拓哉 音楽:林イグネル小百合 ​ 監督/編集:山本尚志 【受賞入選歴】 ・ふるさと石岡映像コンテスト 最優秀作品賞 ・映文連アワード2019 部門優秀賞 ・神戸インディペンデント映画祭入選 ・日本芸術センター映像グランプリ入選 *  *  *  *  * 「ふるさと石岡映像コンテスト」は、茨城県石岡市が平成29年~30年に実施した映像コンテストです。 茨城県石岡市の歴史、文化、風土、伝承、人物などから着想を得た40分以内のフィクション・ドキュメンタリーで、「世代を越えて共有でき、映像を通じてふるさとの価値を未来に残していくことのできる」作品を募集。 14作品の応募の中から、厳正な審査を経て最優秀作品賞に選ばれた作品が、「獅子の道しるべ」です。 ふるさと石岡映像コンテスト受賞作品の紹介 http://www.city.ishioka.lg.jp/page/pa... 【主催】茨城県石岡市 【企画・運営】ふるさと石岡映像コンテスト実行委員会 【協賛】株式会社坂東太郎 株式会社筑波銀行 株式会社茨城新聞社 株式会社産経新聞社(順不同)

    • 写真で日々を綴ること

      最近、写真を撮ることが多くなった。GRIIIを買ったからなのだけど、その影響は思った以上に大きかった。今までiphone7plusで撮ってきたものだから、そこからの進化がエグいので、ただ何気なしに撮る写真もよく見えてくるから不思議だ。 そんな見栄えのない日々に変化があったので出かけることも多くなった。そしてその度にカメラを持ち出して写真を撮る。 写真を撮るときは当たり前だけど周囲に意識を張り巡らせる、そこで自分の想像した構図に当てはめてシャッターを押す。普段生活していれば見

      • 映画制作の現場に密着

        先日、先輩監督の映画制作に密着取材のような形で、ビデオを回してきました。目的としては、別の先輩監督が運営しているYouTube『超映画ワークショップ』チャンネルにアップするためで、密着し映画制作の過程をみてもらう。今までも映画制作についてそのチャンネルでは語られている。 今回は、密着することで、よりリアルにその制作過程、作り方を視聴者に身近に感じてもらうのが目的だ。メイキングみたいなものかもしれないけど、脚本やリハーサル、ロケハンなどそれぞれの過程を追っている。 まだ編集

        • スナップ写真の楽しみ方

          GR3を購入してからというもの、出かける時は常に携帯している。一眼レフカメラと違ってとにかくコンパクトで持ち運びしやすい。 ただ撮って終わりだとあまりにつまらないので、その写真で日記のような形で編集してスライドショーにしている。 まだ2本だけだが、Vol.3、4、5と増やして行けたらいいなと思う。編集をしていくと、その時々で撮った写真を思い返す。その時の空気感だったり、一緒に行った人だったり。 いつか撮りためた写真を現像して個展を開いてみるというのも夢だけど、もっともっ

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          RICOH GRIIIでスナップ撮影

          コロナは落ちかないけど、春も終わりに差し掛かり気温が落ち着いてきた。 というわけお出掛け日和ということで、カメラを持って散歩に出掛けてきた。 持ち出したのはRICOH GR3というカメラで、これがとにかく使いやすい。 まず手のひらにすべてが収まるサイズ。 むしろ手のひらが余るくらいカメラはコンパクトで小さい。 機能でいうと、いろいろあるのだけど、まだ正直購入したばかりですべてを把握できていない。でも、僕は基本マニュアルで、自分の撮りたい設定にしている。 流行りのミラ

          RICOH GRIIIでスナップ撮影

          2020年の振り返り

          今更ながら、2020年の振り返り。あまりに年末が忙しすぎて振り返ることも、2021年の目標なんかも立てられず、ただただ作業に追われた日々でした。たまにはこんな年末もいいと言い聞かせたけど、ダメですね。休むときは休んでしっかり反省して、また新たに目標を立て直す、実行できたこと、できなかったことも含めて2021年、何をするか考えないと。 というわけで、まずは映画で振り返りたい。多くの映画に出会って観てたくさんの刺激をもらいました。 1. ポリーナ私を、踊る 2. ブラッククラ

          2020年の振り返り

          叔父さんになった

          トランプとハイデンが大統領選挙で火花を散らしている頃、3つ下の弟に子供が産まれた。僕には甥っ子ができ、叔父さんになった。僕の両親はおじいちゃんとおばあちゃんになった。 たしか、ハイデンが勝ったと報道されてからの誕生だったので、アメリカ大統領誕生と同じ日に産まれたということか。きっと将来は大物に!とまだ会ったこともない甥っ子の将来を勝手に想像してしまう。 そんな弟とも、何年会っていないだろう。4〜5年?いやもっとか。コロナの影響で、この先甥っ子に会えるのはいつになるのだろうか

          叔父さんになった

          対話

          すっかり秋の寒さになってきたなと思うこの頃。今週、無事に36歳を迎えられました。まだ36年と思うのか、もう36年も生きたのかと思うのと考え方はそれぞれだけど、あっという間の36年であったことに間違いはない。よく言うけど、またこの先年齢を重ねても同じことを思うのだろうな。だから、毎日大事に生きないといけない。でも、言ったり思ったりするのは簡単で、大事に生きることを実行するのはそれはそれで難しい。 そして今日は、ハロウィン。これを書いている日がハロウィンなのだけど、ちゃんと今日

          『アウシュビッツの図書係』を読んで

          僕自身あまり和訳をされた洋書を読まないのだけど、これは読み進めていくうちにどんどん引き込まれていった。下記あらすじです。 あらすじ アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた“学校”。ここには8冊だけの秘密の“図書館”がある。その図書係に指名されたのは14歳の少女ディタ。本の所持が禁じられているなか、少女は命の危険も顧みず、服の下に本を隠し持つ。収容所という地獄にあって、ディタは屈することなく、生きる意欲、読書する意欲を失わない。その懸命な姿を通じて、

          『アウシュビッツの図書係』を読んで

          『絵を見る技術  名画の構造を読み解く』

          先日読んだ『観察力を磨く名画読解』とはまた別です。 この本は絵画の読み解き方をより深く教えてくれます。絵を描く人だけでなく、芸術に興味ある人、そして無い人も合わせてみなさんに読んでほしい内容の一冊でした。それだけ読み応えのある内容だったということ。 絵画を見るポイントを分かりやすく項目毎に分けて教えてくれます。 名画と呼ばれる理由を分析し、いかにすごいのかというを紐解いてくれるのだ。 どういう計算のもと、この構図にしたのか。絵画を見るとなぜこのポイントに目線が向かうのか、

          『絵を見る技術  名画の構造を読み解く』

          『観察力を磨く名画読解』を読んで

          最近はめっきり行ってないが、美術館の絵画や写真展など観に行ってきた中で、その画を観察することので見えてくる、新しい発見、そして別の視点からの気付きなど、その小さなことからでも伝わる重要性などを教えてくれる本である。 名画の観察などは自分なりに目を凝らしてじっと見つめるのだけど、この本から学ぶ観察という観点でちゃんと見たことがなかったかもしれない。 要は今まで観察というよりは、気に入った画だけに引き込まれ、「眺める」ということだけだったように思う。 絵も写真でもそうだが、

          『観察力を磨く名画読解』を読んで

          滑走路を読み終えて

          歌集『滑走路』萩原慎一郎(著)を読み終えました。 僕自身歌集の本を手に取って読んだのは初めてでした。今までは小説、自己啓発、映画に関する本、そして詩集などは読んだことはあったが、今回歌集を読んでみて、また詩とはちがった味わい、感じ方ができた。 内容が、日常により近く、僕自身の生活と重ねて読むことができたからなのかもしれない。 この歌集『滑走路』を読むまで、歌がどういうものかというのをちゃんと今まで知らなかった。 短歌とは 短歌は、五七五七七の五句三十一音の形式で表現され

          滑走路を読み終えて

          『Lotus Flower光の明日へ』アートにエールを!

          芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」に参加した作品が無事に公開を迎えました。 このプロジェクトは都内で活躍するアーティストたちがコロナにより活動の場、発表の場が激減したことで、文化の灯を絶やさないための緊急対策、芸術文化活動支援事業として立ち上げられました。 というコンセプトのもと、たくさんの作品がHPにアップされています。 今回僕がご縁をいただけたのは、以前別の作品でご一緒しましたメイクさんからのお誘いでした。4月末あたりだったでしょうか。最初、

          『Lotus Flower光の明日へ』アートにエールを!

          最近読んだ本

          こんなに家で過ごすことは、生まれて母親の腕の中で抱かれていた以来、まだ歩くこともままならかった赤ん坊のとき以来じゃないかと思うぐらい、家での時間を過ごしている。 でも、さすがに自宅にずっといては心も体も腐ってしまうので、毎日のように夕方はランニングしている。たるんだ体に鞭打って、引っ叩いて、そんなことをしてくれる人は誰もいないので、自分で自分のけつを蹴り上げて日々運動しています。 さて、そんなことは置いといて、それ以外の時間は脚本を書く時間にあてている。今までは自主制作で作

          最近読んだ本

          最近は暗いニュースばかりで、心が本当にまいってくる。プラス、天候も梅雨で、雨ばかり、コロナも広がる一方。 仕事もない。これは自分のせい。 こんな状況の中、どうやって精神的にも肉体的にも保っていられるか。でもこうやって吐き出すことは思考的にもきっとうまく働いていると思う。 今日は、最近のツイッターでの出来事、自分の考えていること、などをモノローグ調で書き出しました。 私、自分がもしロボットだったらどれだけ楽だろうって思うんですよ。 機械って感情がないじゃないですか。プロ

          Black Lives Matter

          この問題を最初から説明するだけの知識は僕にはない。むしろそのことを記者でもない僕が書くだけの技量は持ち合わせていない。なので、伝える上で僕なりにできることは何かを考えたときに、きっとこれだったら、この問題の本質や、黒人差別の歴史など知るきっかけになるんじゃないかと考えた。 それは映画だ。 ちなみに下記の記事に詳しく、今回のアメリカでの暴動のことが書かれています。 映画のことを話す前にに、まずは僕自身が感じていること、思うことを過去の経験を振り返りながら、書いていこうと思う

          Black Lives Matter