見出し画像

ドリームキャッチャー

車の中にドリームキャッチャーをぶら下げてるのを、見かける事がある。

私には、ビーズ刺繍入り皮細工のキーホルダーとか、鹿の骨つくりのネックレスとか、インディアンの人達から買ったり貰ったりした物がいくつかある。

その中に、いささかほろ苦い思い出として、忘れられないものがある。
2001年夏、サウスダコタ州のウーンデッドニーへ行った時の事だ。

初めからそこを目指した訳ではなかった。
ミネソタのベミジでレンタカーをかりて、サウスダコタのバッドランドの南の方を目指した。
草原の中にあるとあるインディアンの家がキャンプ地になっていて、そこに滞在していた友人を訪ねるためだった。そこから、ウーンデッドニーまで車で一時間くらいだったろうか?
ウーンデッドニーもインディアンと白人との戦いの地だ。
1890年、白人達(第七騎兵隊だったか)に全滅させられた所。
そして、1973年、アメリカインディアンムーブメントの戦士達が(女性もいた、中には妊婦もいて教会内で出産があった)教会を占拠し、アメリカ政府と戦い、一ヵ月以上たてこもった地でもある。

そこで私はインディアンに声をかけられた。
教会跡の向側の広場に車をとめていたら、やってくる車があって中から二人の男がおりて来た。
最初は何やら雑談だったと思うが、(そしてすぐにも酔っていると判った)やがて一人のインディアンが自分で作ったと言って、ドリームキャッチャーを取り出した。
結局、私はそれを買ってしまったのだが、(たぶん15か20$だった、値段の交渉があった)後でもっと強く拒否すればよかった・・と思った。
おそらく、そのお金でまた酒をかってしまうだろうとの思いを、ぬぐえなかったのだ。
いわば、インディアンにとっての、白人との戦いの聖地(実際教会跡の周りは墓地だ)で、酔っ払ってたインディアンと出会ってしまい、彼らに、また酒を買ってしまうだろう可能性の高い金を渡してしまった。

今では、ただ単に酔っ払いやアル中の人を批判?することはとうていできないことを知ってきている。
そうなる原因をみないで、表層だけをとやかくいうことはできない。
その姿は明日の自分でないと、どうして言えよう
後味がよくなかった。

そのドリームキャッチャーは、今も私の車の中にある。


。。と、いうことで。(^-^

映画『ドリームキャッチャー』
2003年・134分。
ワーナー・ホーム・ビデオ発売、DVD.
  ローレンス・カスダン監督。

 これ、内容のことはあまり書けない。
 書いたら、ネタ、バレバレで。
  私も、もっと恐いホラーものとばかり思ってたんだけど、、まさか、まさかこぉんな展開になってたとは)^o^(
  ホラーものといえるんかぁ・・?
  これだけはいえる。ーーたいして、恐いわけではない、と。
けど、、、よく解らない・・

  ホラーものというか、なんつうか、もったいぶった、いかにもな間のとり方の映画で、私はまったく好きになれないものに『E.T』がある。
  『激突』や『ジョーズ』くらいまでは、まぁ・・
だけど、私の印象としては『E.T』はパスだ。
 なんか、あの間がなんとも嫌だ。 長すぎというか、もったいつけすぎというか。 
なお、S・スピルバーグの映画を否定するものでは、けしてない。

  とにかく。
『ドリームキャッチャー』
ん~~~~~……   ?
 なぁんで、これが「ドリームキャッチャー」なんだぁ?
 ぜんぜん、ワカンナイ。・・



いいなと思ったら応援しよう!