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『僕らの映画のつくりかた』

またまた、たまたま、出会ってしまったのでした。
『僕らの映画のつくりかた』。


映画を題材にした小説というと。

まずは、原田マハの『キネマの神様』を思い出す。
次に、原宏一の『町営ハリウッドムービー』(「こたつ」に収録。。)
それから、辻内智貴の『ラストシネマ』。
今私があげられる(読んでいる)のはこれだけ。

『町営ハリウッドムービー』は、北関東の田舎町の予算で映画を撮ることになってしまったいわば町おこし的なお話だし、『ラストシネマ』は、北九州の田舎町で育った主人公の子供時代のひと夏の思い出話といったもので、それぞれその作者ならではの、なかなかないい小説だと思うが。

やっぱり、物語としては「キネマの神様』が一番おもしろかった。映画館で映画を観たい(その映画体験を愛する)自分に最も身近な題材だし。

に対して。この小説は、まさに映画を作ろうとしていく(お金に乏しい、けれども夢だけは大きい)若者たちの物語。なのだが。

ん~~~~……私は感動しなかったなぁ。長いし。文体が私には今イチ。若者たちの会話文はなかなかだと思うけど。

この作者、1956年生まれで。。!とてもそうは思えない(*^_^*) 主人公を女の子にしたのも?なんでかなぁ~~。

もう一冊か二冊くらいは他のも読んでみようと思っている。
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