『リトルブッダ』から。ジェレミートーマス
映画『リトルブッダ』(1993)。
ここで、ジェレミートーマスというプロデューサーの名前を見つけて検索、それで記憶していた。
なかなか興味深い。
ことに日本の映画にも関わっていて。
先ずは『戦場のメリークリスマス』(1983)
この映画のプロデューサーになったのは、原正人のつてだそうだ。
詳しくは「戦場のメリークリスマス」のWikipediaにある。
その他に、
『ラストエンペラー』(1987)とか
『ブレイブ』(1997..監督ジョニーデップ)『BRATHER』(2000..監督北野武)
『素足の1500マイル』(2002.監督フィリップノイス)
『素足の1500マイル』の製作総指揮にジェレミートーマスの名前があるのも??気になるところだけど。(「素足の1500マイル」についても書いたことある)
私が注目したのは、『十三人の刺客』(2010)。
この映画の製作総指揮に、中沢敏明と平城隆司(テレビ朝日)と共に、ジェレミートーマスの名前があった。
なんで?って思った。
この映画にどうしてジェレミートーマスが関わっているのだろう?と。
これが気になって仕方ない。結局良くはわからなかったのだが。
そんなこんなで、検索していたら、
庄内映画村~セディックインターナショナル~中沢敏明~厨子健介
とか、出てきて、。。
以前、「中沢敏明」について書いた時、この人については良く判らなかったわけだが、今回もやっぱり判らなかった。
「セディックインターナショナル」で検索してみても、その会社のHPにaboutusのタグはあるけど、そこまで。社史とか沿革とかなくて、ましてや代表のプロフィールもない。
&セディックインターナショナルの代表取締役に中沢敏明の名前を見たのだが、現在は厨子健介になっている。
厨子健介に関してはまぁ概要は判った。
ツタヤが主宰していたTCPとかの脚本コンテストの審査員の一人だった(2022年)そうで、そのTCPスタッフの人が書いているnoteの記事を見つけて、そこである程度判明できた。
しかし、中沢敏明については以前不判明。
まだ存命の様だけれど。
庄内映画村に関しては判る。
きっかけは『蝉しぐれ』(2005..監督黒土三男)。「庄内映画村」で検索すれば判る。
運営母体はセディックインターナショナルだったが、2010年に破産。しかし、その後も経営母体が変わって存続。2010年以後も、庄内映画村でのロケ映画がある。
因みに。
ジェレミートーマスと三池崇史監督とのタッグ映画は、その後、『一命』(2011)、と『無限の住人』(2017) とがある。。!!
イギリス人の映画プロデューサーというと、
私はすぐにデビッドパットナムの名前が浮かぶ。『小さな恋のメロディ』(1971)とか『ミッドナイトエキスプレス』(1978)とか、の。
けれど。
ジェレミートーマス、この人のが、断然気になる。
蛇足。
そういえば。
村上龍監督映画『KYOKO』(1996)
この映画の製作総指揮に、ロジャーコーマンがいて、これも驚いたことあった。
これまた、なんで?だった。