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『チョコレート』

『主人公は僕だった』についても書いた。
https://note.com/eigamuro/n/na3f234b90168

『チョコレート』(01)
監督、マーク・フォスター。
主演のハル・ベリーは、この映画によってアカデミー賞主演女優賞を受賞!!非白人として初の快挙だそうだ。

監督のマーク・フォスターはスイス出身の40歳代。 08年に『007・慰めの報酬』を監督してる。 が、『主人公は僕だった』(06.Stranger Than Fictiom)を私は観ていて、とても面白く見て、それで、この監督の名前を覚えた。

この『チョコレート』の、原題は 【Monster's Ball】 ――怪物の舞踏会。
このラストシーンのこと、書きたいけどあえて書かない(*^_^*))

ハル・ベリー、確かにいい。  そういえば、ボンドガールでみたような・・? モデルもやってたそうだが、 ここでの演技、すごいと思う。 ことに、セックスシーン、顔の表情!! (だけじゃないけど。、もちろん)

ヒース・レジャー。
いい男じゃん!フォトジェニック。
若死に、惜しかったなぁ~~

これの時代背景がいつのことだかは、一見したところ定かではない。U.S.A.南部。今でも人種差別は消え去っていないのだろう・・?
物語は、平行した二つのものを描いているようで、 それは、親子だったり夫婦だったり男と女だったり、けして肌色のことだけに限っているのではないと思えるが、………
南部、たぶんジョージア州。 州都アトランタ。
まだ、一度みただけ。  これも、再見してみたいと思う作品だ。 

以下、
特典映像、「アナトミー・オブ・ザ・シーン」・スタッフキャストが語る映像解説と創作の秘密、などより。

フレーム。の真ん中にたつのは死刑囚だけ。未来が確かにわかっているのがその彼だけ、だからだ、とのこと。その他の登場人物は常にフレームの端に映されている。
そういわれてみれば確かにそうだった。
そうだからこそ、ラストシーンも際立ってくる、のだろう・・

ハル・ベリーのインタウ゛ュー映像もあった。(その他のキャストのもあったが――ビリー・ボブ・ソートンやマーク・フォスター監督や)
ハル・ベリーは、確かモデル出身でボンドガールもやった女優のはずだけれど、お金や興業成績に関係なく取り組める映画に出ることを厭わない、誠実な受け答えをしようとする姿勢に、好感もてるものだった。

それから、音楽。
抽象的。そしてアコースティック楽器(主にギター)のみ。それをのばし加工し、しかし前に出すぎないように、・・ 三人のミュ-ジシャンと監督とのコラボレーションの創作。

音楽もだけど、撮影カメラマンのインタウ゛ューが興味深かったので、 『チョコレート』、出演者の立ち位置に気を付けてみていただけたら、、と思うしだい。




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