『フｱ―ゴ』と『赤ちゃん泥棒』

『フｱ―ゴ』
映画の冒頭に、まず「これは実話の物語である」と出る。
 けれども、ウィキペディアによれば、この映画のような経緯を辿った事件はなく完全なフィクション、だって。
さらにご丁寧に 「 事件は19876年ミネソタ州でおきた。今も存命の事件関係者に配慮し、一部名前とかを変えてはいるものの、ほぼ事実に忠実に基づいて描かれている」 との文字で、こりゃあ、どーみたって実際にあったとしか思えないよ。 なぁんで『ファーゴ』だったか？といえば、「ブレ-ナード」より「ファーゴ」のが面白そうだったから、だと、さ。舞台となってるとこもミネソタ州で、ファーゴじゃないし。
なぁんだよ、だ。

 それから。
ミネソタの冬ってハンパじゃないって聞いてるんだけど。
 ブシェミとストーメアの二人組の服装、簡素すぎやしませんか？？

 
『ファーゴ』
  監督・脚本、ジョエル・コーエン製作・脚本、イーサン・コーエン
 出演、
フランシス・マクドーマンド／『真実の行方』『ミシシッピー・バーニング』
スティーウ゛゛・ブシェミ／『レザボア・ドックス』『ミステリー・トレイン』ウィリアム・H・メイシー／『陽のあたる教室』
ピーター・ストーメア／『レナードの朝』『9デイズ』『ショコラ』
    1996年作品、 98分。ポリグラム・フィルム・エンターテイメント製作。
提供、アスミック＝シネセゾン＝テレビ東京。

これ、『赤ちゃん泥棒』（87）につぐヒットとなり、評論家たちのうけもよく、コーエン兄弟の代表作といえる、らしいけど、僕は『赤ちゃん泥棒』のがおもしろかったな。

  
 『赤ちゃん泥棒』（1987）RISING ARIZONA
 監督、ジョエル・コーエン
製作、イーサン・コーエン
撮影、バリー・ソネンフェルド
出演、ニコラス・ケイジ、ホリー・ハンター、
  原題は『RISING ARIZONA』だ。・・？けど、サボテンいっぱいの砂漠景色となればかなり南の方。となるとLAからまっすぐ東、AZのフェニックスからロスへのハイウェイ・ルート10、モハーベ砂漠の南をかすめていくルート辺り、か。
このルート10は2001年にレンタカーで走ったことある。
『マッドマックス』（1979）に出てきたようなライダーが登場してた。 
  赤ちゃんが、なんともいえず、かぁいぃ～～～！