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ネパールへ

2019年10月、私はネパールへ行った。
およそ37年ぶりだった。
カトマンズから、ポカラルンビニと移動して、またカトマンズに戻って、それから一人でバクタプルとナガルコットへ行った。

バクタプルはKathmanduの東側

前に、『僕には旅が必要だった』とか『あの感覚はもうなくなってしまった』とか題して書いたことがあった。
そう、今ではもうスッカリなくなってしまった(と思っていた)あの感覚を、私はネパールのバクタプルで久しぶりに味わった。というか、たんなる方向感覚の間違いだったろうけれど。?
道に迷ったのだ。
あの感覚がなくなってから、私は道に迷うことは、ほぼなくなっていた、はずだった。
初めての場所で、途方にくれてしまう、という感覚。自分はどこにいるのかわからない、どちらへ行ったらいいのか判断できない、あてもなくブラブラ歩きまわってみる様な楽しさはない、そんな感じ。

Kathmandu南部のパタンでバスに乗って、
Hospitalそばのバス停でおりて、Durbar広場の西側入り口で入場料1500R払い、Taumadhi広場の南側で宿屋を見つけてそこに泊まり、その翌日に、東側のバス停へ、歩いて行った。
その帰り道で。東側のバス停からDuttatraya広場へ向かう途中で、迷った。
また東側の方へ出てしまったのだ。
私が、行ったのは貯め池(Pokhari)がある方のバス停、出てしまったのはその南側の方。
今から思えば、曲がる道(方向)を間違えた、と解るのだけれど。
どうして、何故に、東側の方へ曲がってしまったのだろう?
方向感覚が狂ったのは明らかだった。&どうして方向感覚が狂ってしまったのだろう?
そこが、不思議なのだ。

だからといって、もう途方にくれることはなくなっている。
旅先での心細さはどこにも感じられなかった。

・・・・
これは、成長したってことなのだろうか。・・??

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