大森一樹②
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大阪芸大芸術学部映像学科教授。 (株)ファーストウッド・エンターテイメント代表取締り役。
最新作、2008年の『イエスタディ・ワンスモア』
大森一樹がメジャー監督デビューしてきた頃は、いわゆる撮影所出身でなく自主制作映画から監督デビューという人達が何人も出てきた頃で、(・森田芳光・長崎俊一・石井聰互・井筒和幸〈当時は井筒和生〉・等々)
中でも大森一樹は医学部出身といい、17歳で作った『革命狂時代』の製作脚本監督撮影編集の一人五役といい、なかなかスマート?というかシャクなやつというか(^_^) まったくカッコよかったですね。
『オレンジロード急行』『ヒポクラテス』の後、三作め『風の歌を聴け』が興行的にコケて、三年程のブランクを余儀なく?しますが、ついで監督した『すかんぴんウォーク』(1984)で、またまたさっそうと?登場、吉川晃司主演三部作の次が、斎藤由貴主演三部作、 で、以後、ほぼ毎年のようにコンスタントに映画監督作を作り続けてきていますね。!
たいしたもんですなぁ。
その監督映画をすべてみているわけではないけど。 前記以外に、
『わが心の銀河鉄道~宮沢賢治物語~』(1996.東映作品。緒形直人主演)は、松竹作品(『宮沢賢治―その愛』)よりも良かった印象あり。
なんだけど、
『ナトゥ―踊るニンジャ伝説』(2000.)は、ウッチャンナンチャンの南原だったし、期待しすぎたせいか肩透かしで、
以後の『TRY』('02)や『黒い春』('07)とかはまだ観てない。
参照データ。
『わが心の銀河鉄道~宮沢賢治物語』 東映。
監督、大森一樹
脚本、那須真知子
撮影、木村大作
出演、緒形直人、渡哲也、星由里子、水野真紀、斎藤由貴。
『宮沢賢治―その愛』
同年。松竹。
監督、神山征二郎
脚本、新藤兼人
出演、三上博史、仲代達矢、八千草薫、酒井美紀