『第三の男』
日本では1952年九月公開。
これは、、有名なことが、いくつもある。
なんといっても、あの、アントン・カラスのツィターの曲。有名ですねぇ~~~~
あの曲を聞けば、も~~すぐにこの映画のシーンが浮かんできます。!
それから、影。
大きな人の影。
そして、ラストシーン。 向こうの方から歩いてくるのをずぅっと撮っている。
これは忘れられないなぁ~~~。
白黒ってことが大きいね。
地下(下水道)シーンも印象的で、、これ関連でだと『マラソンマン』をなんだか思い出した。ダスティン・ホフマンがローレンス・オリビエと対決するところ、あれはニューヨークシティだったか?
しかし、大都市の地下には広大なトンネルが続いているもんなん、だね。?
そうして、ウィーン!この都市が舞台ということも、時代背景(後記)を思うと、重要なんだねぇ。(ウィーン、英語発音はウ゛ィエナ。なんでウィーンになったかなぁ?(*^_^*))
そうそう!
あと、オーソン・ウェルズ!
1915年生まれのウェルズ、この時34歳。で、ならば『市民ケーン』は?と思って検索したら『市民ケーン』は1941年でオーソン・ウェルズ26歳・・!(@_@;) ん~~~天才というべきか早熟というか、すごい!
こうして、私、記憶だけ(あと検索もして)で書いているのだけれど・・・・と。
こうみてきて、、『第三の男』、さて、内容(ストーリー)は、というと・・‥…?
けれども、 淀川長治氏は、この映画について、『すばらしい』と評価する一方、『(あまりにすばらしすぎて)なんだか憎らしい』くらい、てなことをいっていた。。
『第三の男』
製作、アレクサンダー・コルダ、デビッド・O・セルズニック、キャロル・リード
> 脚本、グレアム・グリーン
> 監督、キャロル・リード
> 撮影、ロバート・クラスカー
> 音楽、アントン・カラス
> 出演、ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ、アリダ・ウ゛ァリ
イギリス映画で、舞台はウィーンで、アメリカ人のオーソン・ウェルズがでてて、、この映画、じたいになかなかなドラマがある。
検索によれば、
そもそも、の企画は映画プロデューサーのアレクサンダー・コルダがオーストリア=ハンガリー帝国時代のハンガリー出身で、往年のウィーンを知っていて、第二次世界大戦で荒廃したウィーンに対するコルダの思い入れが発端だった。そうだ。
1938年にナチス・ドイツによる併合を被ったオーストリアが、オーストリア国土とウィーンじたいも戦後列強四国(ソ連アメリカイギリスフランス)による軍政分割占領から、終了独立をはたすのは1955年10月だった。
つまり、この映画撮影時、ウィーンは列強四国による分割占領下だった。
他、当初はハッピーエンドになるはずだったあのラストシーンがあぁなったのは、製作者のセルズニックによるものだった、とか、 サウンドトラックも楽曲が用意されていたのだが、ウィーンにやってきて聞いたアントン・カラスのツィターに惚れた?監督がこれを起用した、とか、オーソン・ウェルズにまつわることとか、、いやぁ~~~この映画、、ドラマチックであります!