『夜逃げ屋本舗』
『夜逃げ屋本舗』という映画があった。。
これ、かぁなり曖昧な記憶のままで、書いちゃいます(^^ゞ
借金取り立てから夜逃げさせることが主じゃなく、ふだんは自己破産を含め相談にのる会社をやっている中村雅俊、他、社員に高木美保、益岡徹ともう一人、四人が、悪徳貸し金屋と対決する、てなストーリー。
悪徳貸し金屋社長に細川俊之、部下に柴俊夫。
結局、夜逃げすることになってしまった気のいい元貸し金屋に風間杜夫。 つまり、貸した相手が次々と自己破産したりして回収できなくなって、会社倒産。その風間を細川が追い詰める。
会社たたんで、引っ越した先の家に貼り紙したり、娘の学校にまで出向いたり、かぁなり悪どく?催促し追い詰める。
これは二作めだった。1993年..
もちろん、貸し金規制法だったか?法律ができる前の話だと思う。
この二作めのラストシーンは(無事逃げられて)船に乗り込んで去っていくもの。
ラストシーンで、ことに印象深いのは、一作め。。!1992年..
取り立て側の役は大竹しのぶ、これが第一作めだった。。
ヤクザ組長役に谷啓が出ていた。
夜逃げする一家夫婦に、蛭子能収と高橋ひとみだ。
子連れ一家が夜逃げした先が、年寄りばかりの限界集落で、そこの年寄りが、子供のはしゃぎ声を聞くのは何年ぶりかいなぁ・・とか言うシーン。。
このシーン、映画とはいえ、やけに現実味あって、私にはことに印象深い。
映画は三作創られ、この後に、この三作めに製作参加した日テレでテレビ番組放送された。
1992年公開からのこの映画は、バブル経済崩壊後のことになる。
映画だから、面白可笑しく?大げさにしてあるけど、 やっぱり、日本映画!、情感的。
これ、アメリカ映画だったらもっと法廷劇的お話になるんじゃないかなぁ・・?
しかし、ほんと他人事じゃない。
それこそ、与信をした貸し金側の非にこの映画は重点をおいているわけではないが、自殺することなどどこにもない、と思う。