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ヒッチハイク


『ヒッチハイク』という映画があった。
恐いです。やたらな人は乗せられないですぅ(*_*)
  主演はルトガー・ハウアー…と思ったら、違った(^^ゞ  よかったぁ、検索しといて。やっぱ、便利だわ。 
ルトガー・ハウアーは『ヒッチャー』でした。

 で、『ヒッチハイク』
これは、アメリカ資本によるものだけど、イタリアとの合作。舞台はアメリカの西部。車で旅行してる夫婦には、フランコ・ネロとコリンヌ・クレリー。
コリンヌ・クレリー、いやぁ、色っぽかったですねぇ。 それもそのはず。 『O嬢の物語』にでてた女性だったんですねぇ…
  『ヒッチハイク』1977年、
『ヒッチャー』1986年、 公開。


  かつて、私もヒッチハイクしたことがあった。
忘れられないのは、1991年の夏、アメリカでのことだ。
その年、カナダ横断のセイクレッドランがあって、私は途中参加のため渡米。ロスからグレハンバスでカナダのウィニペグへ向かった。
ロスからラスベガス、ソルトレイクシティ、モンタナ州を突っ切って、ノースダコタのファーゴでのこと。 そこで、私はバスを乗り逃がしたのだ。 私はそのバスを見ていたのだから。 なのに乗らなかった。(>_<)  後になってそれが一日一本しかないウィニペグへ行くバスだったと判った。 何しろ田舎のバス停。 英語もまだまだろくに解らなかった私は(まぁ、今でもペラペラとはいかないが)、よくチェックもしておかないまま、バスをそこで待っていたわけで…
そんなわけで、翌日まで待つより他なくなってしまったのだが 、少しでも早くカナダへ行きたかった私は、ローカル線バスに乗り込んだ。 その最終地で、ヒッチハイクにトライしたのだった。 思いザックを背負ってバス停から歩きだし、ハイウェイの入り口に立ったのだった。 
が、成果ははなはだよくなかった。
やがて、私の前に停まった車はなんと、ハイウェイのパトロールカー! おまわりさん?は女性だった! 
職務質問されたけど。 ま、何も問題なかったからよかった。 で、結局、そのパトロールカーに乗っけてもらっちゃいました!(^^)
 けど、途中まで。カナダはまだまだ遠かった。
ここまでってとこで、町場の方へ行くかORハイウェイにするかと聞かれ、私はハイウェイでいいと答えて、、ほんでハイウェイを歩きだしたのでございますです。重いザックを背負って。 ときどき振り向き親指なんぞをたててみるも、ハイウェイでの車はビュンビュン、カッとんで走り過ぎていくのであった。
ようやくのこと、中央分離帯のレストエリアに辿り着いて、トイレ休憩。その後、近くのおねえさんに声かけてみました。 が、おねえさんはファーゴへむかう人でした。
もぉぉぉいいやっと、お願いしたら、快くOKしてくれて、 いってみたら車はなぁんと、コンボイ!
でっかい。 もちろん、初めて。 
ファーゴのハイウェイ出口でおろされ、そっからまた歩きだして、確かその夜は24時間営業のレストランで夜をあかしたのだった。いやぁ、夜は長かったなぁ……
で。 翌日、無事、バスに乗れた私は、カナダへ行ったわけでありますが、ここから先はまた別の話になる。

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