日活ロマンポルノ、関連で
浦山桐郎監督の『暗室』が、日活ロマンポルノ映画の中にあって、あら。。?!と思って、検索してみた。
前記「日活ロマンポルノ」でもふれた様に、『暗室』は、日活70周年記念映画、ロマンポルノ・エロス大作、だそうだ。
それから、ついでに浦山桐郎も。
そうしたら。。
はじめ、浦山桐郎は、山田洋次と共に松竹の助監督募集に応募して、二人ともおちた。
ついで、日活にも二人して応募して、山田洋次はうかったけれど、浦山桐郎はおちた。ところが、山田洋次は松竹に補欠合格枠で採用されて松竹に入った、それで浦山桐郎は日活に補欠合格で入ることができた、そうだ。。
「浦山桐郎」のWikipediaに記載されていた。
わお!だった。
もしも、山田洋次が日活に入っていたなら・・おそらく、『寅さん』映画は生まれていなかったかもしれない、・・云々と想像してみると、なんとも興味深い話しではないか!と思った。
日活で、浦山桐郎は、松竹から日活に移っていた川島雄三や今村昌平についた。
川島雄三監督の『幕末太陽伝』のラストシーンにまつわるエピソードで、その映画のラストシーンを変更させた人にあげられていた、と思う。その人にはフランキー堺もいたけれど。
崔洋一。
1983年公開の『十階のモスキート』で劇場映画監督デビュー、だけど、同年の『性的犯罪』というのが、日活ロマンポルノ映画作品の中にあった。崔洋一の日活ロマンポルノ映画監督作品はこれ一本のみ。
美保純。
「美保純」で検索すると。。
「1981年の日活ロマンポルノ映画『制服処女のいたみ』で主演デビュー」とあるのだが、
「日活ロマンポルノ」での記事にその映画名の記載は見当たらなかった。
「日活ロマンポルノ」のWikipediaでは、1982年の『セーラー服鑑別所』の主演に美保純の名前がある。ついで同年に『ピンクのカーテン』。
「ピンクのカーテン」を見てみると。。
その映画でブルーリボン賞受賞した美保純が、次回作のクランクイン前に駄々をこねた云々との記載があった。情報もとは「噂の真相」という雑誌記事。
さっそくに「裸はもうイヤ」と言ったとか、「クランクイン前に脚本に文句つけた」とか「全裸シーンは拒否」とか。。「裸はもうイヤ」って?、美保純は、『ピンクのカーテン』以前には二本(ダブルチェックできない初主演映画を含めて)しかないし、「美保純」のWikipedia記事では、彼女じしん、ロマンポルノ映画出演を隠してはいない様だし、この「駄々をこねた」云々の情報は、不完全というしかない印象。だいたい、その「噂の真相」の記事情報も確認できないし。
とにかく。
(ロマン)ポルノ映画出身女優で、その後も、一般公開映画に出たりして活躍している女優さんたちは何人かいるけれど、ポルノ映画出身女優で(しかもデビューから一年たらずで)大手企業CM(日清・焼そばUFO)に起用された女優さんは美保純しかいなかった、と思う。
山田洋次監督の『寅さん』映画にも出ていた。