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『任侠学園』
映画『任侠学園』(2019)
この映画を見る前、映画化されるというニュースに接した時に既にこの映画関して書いたことあったけど。再び。
私は、今野敏の小説が大好きで、ほとんど読んでいて、勿論、『任侠シリーズ』も読んでいたから、『任侠学園』が映画化されると知って、みたい!と思っていた。
映画館では観られなかったけど。
「任侠シリーズ」の一作めは、まだ『とせい』だった頃によんでいた。それが『任侠書房』と題名が変わり、二作めが『任侠学園』だった。
ついで、「任侠」のあとに、病院、浴場(銭湯)、シネマ(映画館)、楽団、と続くシリーズものになっている。
小説『任侠学園』が、初めに実業之日本社から発刊されたのが2007年。
2012年に中央公論新社から文庫本発刊。
映画『任侠学園』の公開が2019年。
実業之日本社から、
『任侠病院』発刊が2011年、『任侠浴場』が2018年、とあるから、『任侠学園』が映画化されるまでに、おそらく、今野敏の任侠シリーズは四冊出ていたと思われ、その中から、二作めの『任侠学園』を映画化したのは、やはり、学園もののせいではないかと思える。
学園ものは、より一般大衆にうけやすいと思われるから。
私としては、映画化を『任侠学園』でけで終わらせてほしくない、と思っているのだけど。
ともかく。
映画『任侠学園』。
これは面白く見た!!
親分役の西田敏行も、阿岐本組の組員たちのキャスティングも良かった。
そうして、この映画の企画・製作プロダクションがROBOTだということ!、これが、私には、驚きだったし、とても興味深いことだった。
勿論?!、製作委員会方式で、幾つかの会社が出資していて、製作幹事・配給がエイベックス・ピクチャーズになっているけれど。
それで、私は「あら。。?」と思ったものだった。
『K20・怪人二十面相・伝』とか『ALLWAYS三丁目の夕日』を製作していたROBOTが、『任侠学園』を?と。
検索してみたら、ROBOTの社長が変わっていた。
ROBOT創立者&社長だった阿部秀司 は2010年に退職していた。2023年12月11日に死去、享年74歳。