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購入から1ヶ月のポメラDM250

 キングジムのデジタルメモ「ポメラ DM250」の購入からほぼ1ヶ月たったので、現在の状況をまとめておきたいと思います。

 前回の記事へのリンクを張っておきます。

電源エラーについて

 購入したポメラの個体に固有の症状だと思いますが、頻発する電源エラーに悩まされています。

 パネルを閉じて電源をオフにしたり、起動したまま放置してオートパワーオフになったあと、パネルを開いたり電源ボタンを押しても、電源が入らず画面が真っ暗なままという現象がしばしば起きるのです。

 これは電源ボタンを10秒以上長押しし、その後、再度電源ボタンを押せば起動することができます。今のところこの方法でだいたい電源復帰できているので、致命的な問題というわけでもないのですが、正常に動いていないのは確かなので、そこにストレスを感じることになります。

 マニュアルやメーカーのHPを見ながら問題の回避方法を探していますが、症状が出ないこともあり、エラーには再現性がありません。購入直後は一日に何度もエラーが出ていましたが、最近はエラーが出ないまま半月以上使っていました。かと思えば、昨日今日はまたエラーが出ています。

 あまりエラーの頻度が多いようなら修理に出そうと思いますが、調子よく使えていることも多いので、さてどうしたものかと頭を悩ませています。駄目なら駄目、問題ないなら問題ないで、どちらかにしてくれるといいんですが……。

日付メモ(カレンダー)記入の習慣化

 ポメラの使い方ですが、現時点で一番良く使っているのは日付メモ(カレンダー)で、本体を起動するとこれが最初に表示される設定にしています。

 日付メモには予定ではなく、生活のログを記入します。その日に目を覚ました時間。起きた時間。体重とBMI。食事の内容。その日にやったこと。読んだ本。観た映画。思いつく限り何でも書いておくのです。

 これによって、「毎日必ずポメラを使ってなにかを書く」という習慣付けにはなっています。

 このメモはSDカードにはバックアップできず、本体メモリ内にのみ保存されます。保存容量が一杯になると、古いものから削除されるといった気の利いたことはせず、単に新しいメモが作れなくなる仕様だとか。

 しかしポメラDM250の本体メモリは1.3GBとたっぷりあり、ここにシンプルなテキストデータしか保存していないことを考えると、保存容量が一杯になることなど、果たしてあり得るのだろうか? という気もしています。

バックアップについて

 最初に書いた通り、自分の持っているポメラ DM250は電源エラーが頻発する、少々バギーな筐体です。そのため本体メモリが飛んでしまうとか、修理に出して内部メモリが初期化されるといった事態も、最初から想定しておくべきだと考えています。

 となれば、必要なのはバックアップです。

 本体で書き終えたデータは、本体に挿入したSDカードに移動して、本体のメモリが飛んでも古いデータは被害を受けない状態にしています。その上で週に一度はポメラ本体を「PCリンク」機能でMacBookに接続し、本体メモリ内のデータとSDカードのデータを、MacBookの中にあるDropboxのフォルダにコピーしています。

 こうすれば本体メモリやSDカードの中にあるデータを、MacBook内のフォルダと、Dropboxのクラウドサーバーにバックアップすることができます。

 ただし土曜日ごとの週一バックアップでは、バックアップ作業の後に作った1週間分のデータを、次のバックアップ作業の直前に失ってしまうことも有り得ます。バックアップ作業については今より良い方法がないかどうか、今でも検討中です。

パソコンとのやり取りはQRコードが定番化

 ポメラで日記のテキストを打つことが多いのですが、このテキストはQRコードの機能を使ってiPhone用のアプリで読み込み、それをiPhoneのメモアプリに書き出すことが多くなりました。

 メモアプリのデータはiCloud経由でMacと同期しているので、iPhoneでメモに貼り付けたテキストは、Macのメモ帳で開いてすぐ見られます。これをまたコピーして作業用のUlyssessに張り込み、WordPressで作っている日記に写真などと一緒に貼り付けるというのが一連の流れです。

 ポメラで作ったデータをパソコンで共有する方法は他にも幾つかあるのですが、現時点ではこの方法が一番楽かもしれません。

 複数ファイルに分かれた大量のデータをポメラからパソコンにコピーするなら他の方法を考えますが、一度にひとつかふたつのデータならQRコードがいちばん簡単なように思えます。

今後のポメラ活用法は?

 ポメラはケースに入れてカバンに放り込み、なるべく持ち歩くようにしています。しかし今のところ、外出先でポメラを使って何かの作業をするということはほとんどありません。映画の待ち時間に、何かのテキストを打っていたことが一度ある程度です。

 せっかくの入力デバイスですから、今後はより活躍の機会を増やしていきたいと思っています。

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