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礼拝での献金をどうする?
キリスト教の礼拝やミサに行くと、途中で献金を集めます。教会によって違いますが、献金を入れる袋やカゴが回ってきて、そこに献金を入れるわけです。
教会によっては入口に献金箱を置いて、礼拝開始前に献金を集めてしまうところもあります。そうした教会に知らずに出かけると、うっかり献金するのを忘れてしまったりしますが……。
(僕はその場合、礼拝後に献金するようにしています。)
礼拝の献金は信徒にとっては「神への感謝」なのですが、僕は信者ではないので、「部外者を快く受け入れて礼拝に出席させてくれた教会へのお礼」として献金を捧げることにしています。
献金の相場はいくらなのか?
教会初心者が初めて礼拝に出席したときは、献金箱にいくら入れればいいのか悩むことになります。最初に僕自身の話をしてしまいますが、僕はどこに行っても献金は千円に決めています。
どうやら千円ぐらいが、礼拝での献金の「相場」のようです。
礼拝中の献金は、現金を封筒やポチ袋に入れて献金箱に投じる人も多いのですが、むき出しの現金で入れられているケースも多々あります。それは特に詮索せずとも、否応なしに見えてしまうわけですが、見えるのは千円札がほとんどです。
もちろん献金箱の底に小銭が潜っていることもあるでしょうし、封筒の中に高額紙幣が入っている可能性もあります。しかしそれを平均しても、礼拝で集める献金は一人千円ぐらいだと推察できます。
なぜそんなことがわかるかですって?
教会によっては、週報に礼拝で集めた献金額が書かれているケースがあるのです。そういうところはまず間違いなく、礼拝に出席した人数も書かれています。あとは簡単。献金額を出席人数で割れば、出席者一人当たりの献金額がわかります。気がついたときにチェックしますが、だいたい千円前後が多いようでした。
献金は事前に準備しておくのがスマート
献金はあくまでも任意です。金額は決まっていませんし、何なら献金しなくてもいいのです。でも僕は献金も含めて「礼拝への参加経験」だと思っているので、毎回欠かさず献金をするようにしています。
金額については、先に書いたように、僕は毎回どこでも千円献金しています。しかしこれは僕が勝手に決めている「マイルール」であって、他人に強制するものでも推奨するものでもありません。各自が自分で決めて、納得する金額を献金すればいいのです。僕の場合は、それが千円だったというだけの話です。
献金にするお金は、事前に準備しておく方がスマートです。僕は常に千円札を持って礼拝に参加するようにしていますが、献金額が500円であれ100円であれ、事前にきちんと用意しておくのがいいと思います。その場になって財布の小銭入れをかき回すより、事前に準備した献金をさっと取り出す方がずっとさまになります。
小銭を出すのが恥ずかしいと思う人は、100円ショップなどでポチ袋を買っておいて、そこに小銭を入れてから献金箱に入れるといいかもしれません。
献金は任意ですから、本当は献金が小銭のみでも恥ずかしいことではないのです。しかし教会によっては、受付で献金用のポチ袋を渡してくれるところもあります。小銭であるかどうかに限らず、裸の現金を献金箱に入れることに抵抗を感じる人は多いのかもしれません。
事前に準備しておけば、礼拝出席ごとに献金のことで頭を悩ませることがなくなると思います。