【第2回映画版ビブリオバトルを振り返る】
皆さんは、新しい映画に触れる時、
どんな基準で映画を選んでいますか?
テーマが気になったから。
続編作品だから。
アニメの実写化で、アニメが好きだったから。
様々な理由で作品に触れる機会を持っておられるのではないでしょうか?
今回、私たちが開催したイベントでは、
「人を通して映画を知り、映画を通して人を知る。」
そんなコンセプトで開催しました。
発表者に与えられた1人5分間のプレゼン時間。
そして3分程度の質疑応答時間の中で、
他の人に知ってもらいたい。見てもらいたい映画について、
思う存分語る時間。
第2回の今回イベントの様子はどんなものだったのか。
そのエッセンスでも共有できればと思い、ご紹介します。
・自分だけではあまり見ない映画と出会いたい方
・興味はあるけれど、参加するか迷っている方
・プレゼンを通して人に薦めたい作品を持っている方
そんな方々に向けてお届けしていきますね。
1.人のおすすめを聞く効果とは何か?
私たちは日々、たくさんの情報に触れています。
人と会話する中。テレビやネット、SNS等で触れるニュースたち
自然に触れることもあれば、人工的に作られたものに触れることもある。
そんな中、私たちは自分にとって「いい感覚」のするものに触れがちです。
幼いころから好きだったから。
友達が○○は面白かったよと教えてくれたから。
一度聞いたことがあるし、話題にもなっているから。
しかし、自身の関心の幅には限界があるとは思いませんか?
普段関心のないものは、気づかないうちにスルーしてしまうこともしばしば。
そんな時、映画版ビブリオバトルの中では、普段触れない映画との出会いを楽しむ機会に満ちていました。
ラブストーリーから、歴史ものもあり、
社会派的な映画もあれば、
人間関係をじっくり描いた作品との出会いもある。
普段観ることはないけれど、話を聞いてみると、
ちょっと気になってくる。
そんな感覚で、新しい世界と出会う感覚が楽しめるのでした。
自分だけでは出会えない映画との出会い。
ぜひ、体感してみてくださいね。
2.思いっきり話すこと
自分の好きなものについて、好きなように語ることってありますか?
みんながあなたの話を一心に聞いてくれる環境の中、
あなたが発表している姿を想像してみてください。
もしかすると、緊張のあまり言葉が出なくなることを想像した方も
いらっしゃるかもしれません。
けれど、「あなたが思い入れのある作品」は、
緊張以上に、自身の充足感を満たしてくれること間違いなしです。
自分の話なんて、誰も興味を持って聞かないよ。
もし、そんな風に思っておられる方がいれば、
ぜひ、次回の機会に参加してみてください。
運営があなたの発表づくりを一からサポートすることはもちろん、
当日の進行も、みんなで盛り上げて、あったかく受けとめる。
そんな優しい環境づくりを心掛けています。
人前で話すことに慣れている方は、
初めての人に響くスピーチ(プレゼンテーション)の実践機会にも
使っていただけます。
好きなことを好きなように話す。
そんな感覚も映画版ビブリオバトルの魅力ですね。
3.対話を通して、理解を深めあう
いい情報を得ることができたな。
そんな感覚では終わらせません。
11月の映画版ビブリオバトルのイベントが終わった後、
12月22日(木)20時30分~
チャンピオンとして選ばれた作品を使って、
みんなで語り合う機会を企画しています。
映画館で映画を観終わった後、
ちょっとしゃべりたいな。という気持ちになることはありませんか?
友達同士の会話であれば、一瞬で終わってしまう映画の話題。
けれど私たちが運営する場であれば、
2時間じっくり語り合うことができます。
じっくり話し合うことで、
「映画をより深く知ること」「人をより深く知ること」
そして、「自分をより深く知ること」につながっていくと感じています。
もしかすると、明日からの生活を好転させるいいヒントとの出会いも
あるかもしれませんね。
わからないことをわからないと聞きながら、
一緒に考え、学びあっていく時間。
ただ観るのではなく、観て、考えて、語り、
気づきを得て、自分に置き換えて、実際に生かしてみる。
そんな機会につなげることができるはずです。
チャンプ映画で語る時間では、
どんな対話が生まれるのか。今からすごく楽しみにしています。
4.最後に
いかがでしょうか?
映画版ビブリオバトルを振り返って見えてくるのは、
映画は単に見るものではなく、人生に彩りを与えてくれるギフトであるということです。
単に観て終わり、という付き合い方ではなく、
観て、考えて、自身に生かす。そんな付き合い方をぜひあなたも試してみてくださいね。
それではまた!
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