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2024 eiga ベスト10
2024年は映画館に183回通いました。276,380円使ったので一回当たり1,510円。新作168作品、旧作15作品。TOHO58回、ミニシアター28回、MOVIX24回、TCG23回、ユナイテッド11回、シネマサンシャイン9回、109 1回、Tジョイ1回、イタリア映画祭14回、韓国1回、英国13回。
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①LOVE LIES BLEEDING
残念ながら日本での劇場公開は未定。またしてもA24製作のラブロマンス映画。ボディホラー要素もあり、とにかく見せ方が斬新。こうやって映画表現が更新されていくのを目の当たりにすることができた2024年最大の収穫。
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②至福のレストラン三つ星トロワグロ
フレデリック・ワイズマンの映画マジックが炸裂している240分。人々が普段通りに喋っているだけのレストランの風景がどうしてこんなに面白いのか。その謎は永遠に解けません。
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③ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ
劇中で生徒たちを沢山集めておいて結局主人公を一人にする展開が本当に見事。ああやって置いてけぼり感を演出するのが天才的。そしてすごくイイ話。
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④どうすればよかったか?
タイトルの問いかけがずーっと心に残り続ける圧倒的なドキュメンタリー。この問いが発せられるということは、既に決定的なことが起こってしまっているからであり、それでもこういう問いを発せざるを得ない瞬間が人生にはあるのです。
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⑤ぼくが生きてる、ふたつの世界
感動を演出しないことで逆に大きな感動を生むという奇跡のような映画。登場人物たちが誰も深刻ぶらないのも好感度が高い理由。
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⑥まだ明日がある
イタリア映画のネオリアリズムがこうやって現代的なテーマと合致するのを見届けてしまった今年最大の衝撃。しかもミュージカル。
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⑦ソウルの春
韓国映画においてノアールと双璧をなすポリティカルサスペンスの最高傑作と言っても過言ではない。とんでもない緊張感のエンターテインメント。
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⑧JAWAN/ジャワーン
インド映画も進化しています。それも私たちの想像の斜め上を行く形で。それを体現しているのがシャー・ルク・カーンというのも驚き。
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⑨ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
これ以上はない落とし前の付け方。多くの観客に指示されなかったことが逆に『ジョーカー』の続編という存在意義をより強固なものにしています。
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⑩スピーク・ノー・イーブル異常な家族
成功リメイク作品の好例。オリジナルからの大きな二つの改変点により、作品の強さが2乗になった。別の種類の後味の悪さも見事。
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2023 eiga ベスト10
2022 eiga ベスト10
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