THREE FROM HELL / スリー・フロム・ヘル（2020年10月30日劇場公開）

ロブ・ゾンビ監督作品初めて見ました。なるほどこれは凄いわ。

『マーダー・ライド・ショー』がこのシリーズの第1作。

『デビルズ・リジェクト〜マーダー・ライド・ショー２〜』が前作。

『スリー・フロム・ヘル』は「マーダー・ライド・ショー３」の副題はありません。「殺人、狂気、暴力」ちゃんと３つの単語でシンプルにまとめたナイスなキャッチフレーズ。

オリジナルのポスターは指名手配ポスター風。

1人でも強いのにこうやって3人揃うと無敵感が漂います。

前作で蜂の巣にされたはずの3人。

それが「悪魔的な治癒力」で蘇るという映画のテキトーさが魅力。

この2人もそれぞれに強いです。でもやっぱりいちばんはシェリ・ムーン・ゾンビ姉さんが演じるベイビーでしょう。

このインディアンの格好、めちゃくちゃキマッてます。この3人が行く先々で血の大狂宴が繰り広げられます。スカッとする殺人描写、ロブ・ゾンビ監督がやりたいことをやってます、映画にそういう風が吹いています。

英語のキャッチフレーズは頭韻を踏んでいます。MAYHEMは大騒動。3作目が西部劇になるという展開はBTTFでもそうでした。アメリカ映画における郷愁です。