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THE APPRENTICE / アプレンティス ドナルド・トランプの創り方(2025年1月17日劇場公開)
アメリカ大統領就任式を明日に控えた今日の日曜日に観るのにこれほど相応しい映画はないでしょう。キノフィルムズもそれをわかっていて先週金曜日に劇場公開したのだと思います。
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観てみたら前半はロイ・コーン(ジェレミー・ストロング)についての映画でしたね。弁護士ロイの教えを乞う気弱な実業家ドナルド・トランプ(セバスチャン・スタン)の師弟関係のやり取りの面白さが映画をグイグイ引っ張ります。
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トランプの妻となるイヴァナ(マリア・バカローヴァ、彼女が出てくると途端に『ボラット』っぽくなりますが)が登場して映画のトーンが変わるのかなと思いましたが、そうでもない。むしろトロフィー・ワイフとしての側面が強調され過ぎて結果、あまり物語に絡んできません。
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一人の実業家の成功への手助けをした敏腕弁護士の半生とトランプの半生の描き方のバランスに苦慮したのだと思います。映画として特に前半は観客の興味を持続させることに成功していますが、トランプが無双状態になってからの後半、映画はその輝きを失います。
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特筆すべきは、セバスチャン・スタンの演技により、映画の冒頭と最後ではトランプが全く違う人物のように見えること。演じ分けの妙がはっきりと感じられました。私が2004年にトランプタワーを訪れたときに見かけた彼はとても背が高くブロンドヘアが眩しかったのを覚えています。
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