F9:THE FAST SAGA / ワイルド・スピード・ジェットブレイク(2021年8月6日劇場公開)
第1作目から20年。第9作目。『スター・ウォーズ』が同じ9作品を公開するまでに40年かかったことを考えるとその半分の期間での達成はサーガと呼ぶに相応しい。
冒頭のユニバーサル映画のロゴが90年代のそれなのは、物語が1989年から始まるからです。
シャーリーズ・セロン(役名:サイファー)までも参加しているビッグフランチャイズです。今作では彼女の見せ場は非常に限られています。
テズ(リュダクリス)とローマン(タイリース・ギブソン)がコメディ担当。
ラムジー(ナタリー・エマニュル)とレティ(ミシェル・ロドリゲス)のケミストリーも悪くはなかったです。
予告編でも再三流されているトラックの一本背負い。はっきり言ってこれを超える見せ場はありません。予告編の功罪です。
特にこのフランチャイズのガチなファンではありませんが、カー・アクション映画の最高峰映画としての矜持を保ち続ける挑戦は尊敬に値します。
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