THE BOY BEHIND THE DOOR / ビハインド・ザ・ドア 誘拐(2022年10月劇場公開)
2人の男の子が誘拐されます。監禁された家では恐ろしい事が行われていました。
このタイトル、文字通りの意味はドアの背後の少年ですが。本当の意味は囚われの少年。しかもその少年達はしばしばペドフィルの犠牲になります。
プロットはシンプルで囚われた2人の少年が監禁状態から逃げ出すお話。
視点を少年目線で徹底させたことにより、臨場感のあるカメラワークになっています。大きな捻り技はありませんが、ディテールの描写のタイミングがいいのでストレスなく怖がらせてくれます。
明らかに『シャイニング』のオマージュもありますが、まあご愛嬌ということで。
一定レベルのホラー作品で定評のあるシャダー配給。日本のOSORE ZONEはシャダーと提携するべきだと思います。
(追記)日本での劇場公開が決まりました。
シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2022のうちの一本です